硬式庭球部

硬式庭球部 リーグ前企画第1弾

2014年08月31日

9月1日から始まる関東大学テニスリーグに先駆けて、下級生の頃からチームを引っ張ってきた中川航主将(法4)、鈴木大介(法4)、月村拓馬(経4)の3人に、彼らにとって最後となるリーグ前に中大硬式庭球部とリーグ戦への想いを聞いた。
-春関、夏関、インカレを振り返って
中川主将「全体では、春関シングルスで大和田秀俊(法1)がベスト16、月村・杉浦勝貴(経3)ペアが優勝し、成長が見られている。他の1部校はあたりまえに出す戦績だけど、中大はそうじゃない。毎年この成績を続けていきたい」
鈴木「2部にいたころより、納得のいかない結果が増えた。個人として今年も全勝したい」
月村「インカレ出場資格を何人がとるか、その理想にまだ届いていない。後輩の勢いもあるし、1部をまだよく知らない分、勢いで勝ち進んでいきたい」

-リーグ戦は
中川主将「去年までは2部だったから、心に余裕のある試合もあった。上の立場で、守りの試合をすることも多かった。でも今年は挑戦者なので、勢いよくいきたい」
鈴木「体力的には分からないですが、根性と我慢で乗り切ります。1部残留ではなく、王座を目指す勢いで」
月村「(1部に上がったので)厳しい試合が増える。どれだけ勝ちに執着できるかだと思う。全勝しないと威厳が示せないので」

-リーグ戦での自分の役割は
中川主将「全勝してチームを勢いづけることが理想。仮に負けたとしても、悪い負け方ではなく、いい負け方をしたい」
鈴木「どのチームにも絶対的エースと呼ばれる人がいると思います。そんな立場に自分がなって、負けなしで」
月村「思いっきり、自分らしさを出していく。いい意味で、1番目立つように」

-意識している他大学、選手は
中川主将「1部校はみんな意識している。選手で言うなら、高校時代にペアを組んでいた早大の古田選手ですね。早大に勝てたらと思っています」
鈴木「中学が一緒だった慶大の近藤選手。最後は勝ちたいですね」
月村「すべて意識しています。それでも特に法大を意識してますね(月村は法大二高出身)。後輩や同期には負けたくないので」

-4年間で印象に残っている試合は
中川主将「一つは去年の入替戦(亜大戦)。やっぱり感動しました。もう一つは、入替戦に持ち込むきっかけになった東海大戦。苦しい中での勝ち、悪い意味でも印象に残っています」
鈴木「東海大戦ですね。あそこで負けていたら、今年1部にいないので。それと、(勝てば2部1位となっていた)専大戦ですね」
月村「東海大戦です。あの時の敗戦を厳しく言われて、ここからまた頑張れた。チームの主力になれたのもここからでした」

-現在の4年生はどんな代ですか
中川主将「一人一人が役割を分かっていて、テニスでも、テニス以外でもきちんと全員が機能している。仲は良い方ですね。そして個性が強い」
鈴木「ムードメーカーになっています」
月村「楽しい代です(笑)」

-リーグ戦、中大の注目してほしい人は
中川主将「中野行晴(経4)、石尾崚(経3)の応援ですね」
鈴木「松浦優太(法2)の相手にとっていやらしいプレー」
月村「僕ですね(笑)それと中野、長崎勇樹(経4)は言いづらいことも言ってくれる」

-最後に、リーグ戦に向けての意気込みは
中川主将「本格的にテニスをするのは最後になるので、悔いなく引退したいですね。中大旋風を巻き起こせるように」
鈴木「僕も大学を最後にテニスから離れるので、全勝で終えたいですね」
月村「支えてくれたスタッフやチームのために頑張りたいと思っています。勝ちに執着していきたいです」