「究める」では、大学院に携わる人々や行事についてご紹介します。第15回は総合政策研究科の黒田絵美子教授にお話しを伺いました。
総合政策研究科
黒田 絵美子 教授
くろだ えみこ
専門分野
アメリカ演劇
担当科目
演劇と人間
学術研究Ⅰ〜Ⅳ演習(総合政策セミナー)Ⅰ(1)~Ⅰ(4)・Ⅱ
仕事で一番大切にしていること
自分の時間と労力を惜しまず困っている学生の話に耳を傾ける。
座右の銘
Service and Sacrifice 「奉仕と犠牲の精神」
(母校 東京女子大学のモットー)
どんな学生だったか、どんな学生生活を送ったか
とにかく演劇が好きで、授業を受けるよりも歌舞伎や芝居を観ていた。ひとりで行動することが多かった。
指導学生から紹介します!
学部時代から黒田先生の数多くの授業を受講して参りました。学生ファーストな授業は私たち学生の思考力を育て、考えを尊重してくれます。また、様々な角度から演劇と文化の関係を研究する意義を教えて下さいました。大学院でも引き続き、先生から多くの事を学び自分の研究に結びつけたいと思います。
(博士課程前期課程1年Iさん)
研究テーマ
演劇におけるNarrativeの研究。英米演劇および日本の落語を中心に語りの諸相に着目し作品分析、翻訳、脚本執筆、上演の際の演出などを通し、演劇におけるNarrative、表現手法について研究している。
論文・著書・学会発表
『アメリカ文学における幸福の追求とその行方』(金星堂)
【題名】
『アメリカ文学における幸福の追求とその行方』
(2018年2月刊行)
【編著】 貴志雅之
【著者】 貴志雅之、黒田絵美子ほか17名
【出版社】 金星堂
黒田教授は「Ⅱ他者・狂気・暴力 第八章 「普通」への反逆 一九四〇年代のコメディー分析」を執筆しました。
最近のトピックス
翻訳戯曲『グッドピープル』(D. Lindsey-Abaire作)が銀座博品館劇場にて上演されました(2019年7月)、また『マグノリアの花たち』(R.Harling作)が上演されます(2019年10月)。8月の日本アメリカ演劇学会において司会を務めました。
受験生のみなさんへ
どのような研究テーマに取り組むにしても「人間」との関りにおいて、政策・文化を主として多様な切り口からアプローチする姿勢を持って臨んでください。
※掲載内容は2019年10月11日時点のものです。