大学院

【究める Vol.12】留学生 胡 敬一さん(総合政策研究科)

2019年09月03日

「究める」では、大学院に携わる人々や行事についてご紹介します。第12回は総合政策研究科博士課程前期課程の留学生胡 敬一(コ ケイイチ)さんよりお話を伺いました。

大学院生活について伺いました

胡 敬一さん

―なぜ、大学院に進学をしたいと思ったのですか?

実は、進路を迷った時期があります。大学を卒業して、このまま就職していいのだろうかと数か月悩みました。その結果、やはり今後の人生において、大学院で足りない知識を身に着けたいと思うようになりました。もっと視野を広げ、グローバルな人材になる為の知識や能力を身に付けたいと思い、文化が異なる日本に留学しました。これから、さらなる情報化時代を迎え、私たち若い世代が広い視野と高い目標を持ち、未来に挑むべきだと思います。そのためにも、私には大学院で学ぶことが必要でした。

 

―どのような研究をしていますか

今はNPO団体の運営に影響を与える要因について研究を進めています。と同時に、企業の経営形態や一般財団法人の運営方との比較調査も展開しています。

主な調査方法はインタビューです。大量の資料を参考にして質問リストを作成します。そして、先行研究やインタビュー調査を進行していくうちに自ら仮説を立て、検証を行う予定です。研究結果を非常に楽しみにしています。

 

―大学院生活はいかがですか

中央大学大学院のおかげで、とても充実した研究生活を過ごせています。今は博士前期課程1年で、授業を週に6回受けています。幅広い授業が展開されています。

そして、論文に対して、総合政策研究科では、法学、経済学、通信分野、計量社会学、国際政治外交やメディアなどに関するさまざまな専門の先生からサポートが受けられます。自信を持って研究に打ち込むことができるので、毎日とても楽しく研究室に通っています。 

受験生のみなさんへ

中央大学大学院の研究施設は、とても充実しています。充実した図書や参考資料などが大学院での研究には、とても役立ちます。皆さんが取り組みたい研究課題を研究することができる環境があります。

また、大学院の先生方は丁寧に指導をしてくれます。実直で親身になってくださる先生方に、私は大学院生として、とても良い影響を受けています。大学院事務室のスタッフの方たちも毎回優しく対応してくださり、とても温かく楽しく充実した研究生活を過しています。

皆さん、これからの受験をどうぞ頑張ってください。

※掲載内容は2019年8月30日時点のものです。