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2019年09月24日

【究める Vol.13】教員紹介 山田哲弘(商学研究科)

「究める」では、大学院に携わる人々や行事についてご紹介します。第13回は商学研究科の山田哲弘准教授にお話しを伺いました。

商学研究科

山田 哲弘 准教授

やまだ あきひろ

教員紹介


専門分野  会計学


担当科目 

演習Ⅰ・Ⅱ(財務分析)

財務分析Ⅰ

特殊研究Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ(財務分析)


座右の銘  『運命は勇者に微笑む』(羽生善治) 


仕事で一番大切にしていること  

素早く丁寧に責任をもって行うこと。考えること。試行錯誤すること。


趣味・特技  歩くこと。子供と遊ぶこと。

指導学生から紹介します!

山田先生のゼミの魅力は、学生の今後のために、論文作成するまでに必要なことと、その根拠をすべて教えていただける先生の献身的な指導にあります。例えば、先生のゼミでは、先生自身も研究の報告を行い、その研究のプロセスから、論文の作成に必要なことを学ぶことができます。また、先生の研究報告で出た反省点が学生の研究報告への指摘や論文の添削の根拠となっていることから、私は納得しながら先生の指導を受けることができていると感じています。

(博士課程後期課程1年 Iさん)

研究テーマ

私の専門分野は「実証会計」と呼ばれています。この分野では主に

(1)企業や市場の行動が財務諸表などの開示情報にどう反映されるか?

(2)開示情報によって企業や市場の行動がどのように変化するか?

(3)情報開示制度はどのように設計されるべきか?

といった課題に対して経済学や統計学等を援用しながら分析します。
研究成果は様々な企業や市場に関する制度設計、企業の意思決定、証券投資戦略などに応用されています。

論文・著書・学会発表

  • Akihiro Yamada (forthcoming) “Do managers mimic rivals’ forecast revisions? Evidence from Japan,” International Journal of Economics and Accounting.
  • Akihiro Yamada, Yuuta Sakurai, and Ryo Ishida (2018) “Influence of geographic distribution on real activities manipulation within consolidated companies,” SSRN working paper series.
  • Sakawa, Hideaki, Naoki Watanabel, Akihiro Yamada (2017) “Earnings management and main bank relationship: Evidence from Japan,” Advances in Quantitative Analysis of Finance and Accounting, Vol. 15, pp.53-78.
  • Akihiro Yamada, Ko Inaba (2017) “Unrealized gains and losses of securities, abnormal returns, and risk sharing among business partner firms,” Academy of Accounting and Financial Studies Journal, Vol.21 No.2, pp.1-17.
  • Akihiro Yamada (2016) “Mandatory management forecasts, forecast revisions, and abnormal accruals,” Asian Review of Accounting, Vol.24 No.3, pp.295-312.
  • Akihiro Yamada, (2016) “Does book-tax difference influence the value relevance of book income? Empirical evidence from Japan,” Academy of Accounting and Financial Studies Journal, Vol.20 No.3, pp.123-146.                            

最近のトピックス

最近は「実体(tangible)」を意識した会計研究を目指したいと思っています。例えば、日本企業に焦点をあてて会計情報を分析するとき、組織・行動・制度・環境等の特異性・複雑性を理論に組み込んだり、日本で入手できる情報などを分析モデルに取り入れたりすることで、少し違った視点を加えて、会計学の理論に実感や現実への応用性を持たせたいと考えています。まだまだ道半ばです。

受験生のみなさんへ

私もまだまだ未熟な研究者ですが、一緒に研究してよい論文を書きましょう。大学院で得た知識や技術は一生ものの財産になると思います。皆さんと議論できることを楽しみにしています。

※掲載内容は2019年9月28日時点です。