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【国際経営学部】NGO/NPO論の授業で、公益財団法人笹川平和財団で常務理事を務める安達一氏に「『開発』の視点からの笹川平和財団の役割」について講演いただきました

インド北東部で展開される平和博物館事業について熱く語る安達講師

11月10日、NGO/NPO論の授業で、公益財団法人笹川平和財団で常務理事を務める安達一氏に「『開発』の視点からの笹川平和財団の役割」について講演いただきました。(担当教員:教授 山田 恭稔)

笹川平和財団は、21世紀の人間社会の複層的・複雑化した課題に取り組み、地球の自然的・社会的危機に対応すべく、必要な事業を実施・支援する公益財団法人です。平和構築に関して、世界各地で多様なプログラムを展開している中、ご講演では、インド北東部で展開しているインパール平和博物館などの事業、企業と人権、日本及びアジアの労働委移動など外国人との共生社会実現に向けた事業、東南アジアでの女性の経済的エンパワメントのためのインパクト投資及び起業家育成支援事業、タイ深南部での平和構築の取り組みなどの多岐にわたる事例をご紹介いただきました。

安達一氏は学生たちからの質問にもご丁寧に回答してくださり、参加者たちの理解が深まるようにご尽力してくださいました。

参加した学生からは、NGO/NPOで実際に活躍している方から直接お話をうかがい、平和構築という特殊ながらも非常に重要な分野において、非営利な民間団体であるために活躍できる多くの事柄とその様子を知ることができ、とても刺激になった、など大変に好評でした。