広報・広聴活動

連続公開講座『LGBTをめぐる社会の諸相』第2回「LGBTと歴史ー歴史研究の重要性」を開催

2019年06月17日

 中央大学は、2018年度に引き続き、2019年5月~12月にLGBTをテーマにした全5回の連続公開講座『LGBTをめぐる社会の諸相』を後楽園キャンパスにて開催します。

 今日、社会の様々な場において、ダイバーシティ(多様性)への深い理解と積極的な取組みが求められています。中央大学では2017年に策定・公表した「中央大学ダイバーシティ宣言」に基づき、「性別、性自認、性的指向」の領域で「多様な人たちが皆個人の能力を最大限発揮できる社会」を描くには何が必要か、学び考える場を作ってきました。

 2019 年7月13日(土)15:00~17:30、第2回講座「LGBTと歴史ー歴史研究の重要性」を開催し、いまLGBTをめぐる歴史を振り返ることで、何が見えてくるのかを確認します。参加費無料、申込不要でどなたでもご参加いただけます。
 
 ぜひ開催告知およびご取材についてご検討いただけますと幸いです。ご取材いただける場合は、別紙 「取材申込書」(PDF)を中央大学広報室へご返送くださいますようお願い申し上げます。

連続公開講座 第2回「LGBTと歴史 ー歴史研究の重要性」開催概要

日時:2019年7月13日(土)15:00~17:30
場所:中央大学 後楽園キャンパス 5号館 5334号室
内容:現在、LGBTをめぐる論点は、ともすれば新しく出現したものか、そうでなければ不変の課題かのように語られがちです。歴史のレンズを通して見るとき、そこに何が見えてくるのでしょうか。「同性愛」に関して、過去の言説分析を通して緻密な歴史研究を続けてきた二人の研究者と共に、歴史を振り返ることで見えてくるもの、歴史研究の意義を確認します。
登壇者:石田 仁 氏 / 社会学(成蹊大学)/  著書『はじめて学ぶLGBT』(ナツメ社、2019年)他   
    赤枝 香奈子 氏 / 社会学、ジェンダー・セクシュアリティ研究(筑紫女学園大学)/ 著書『近代日本における女同士の親密な関係』(角川学芸出版、2011年)他
参加費:無料
申込:不要
後援:東京都文京区、LGBTとアライのための法律家ネットワーク
 

連続公開講座『LGBTをめぐる社会の諸相』の特色

(1) 統計、歴史、防災、アート、こども・若者という他ではあまり聞けないテーマを揃え、LGBTというテーマの幅広い社会的重要性を示す
(2) 各領域で先進的な取り組みを続けてきた研究者・実務家が登壇し、LGBT/SOGIに関する学術的知見の蓄積と今日の社会の課題の関わりを明らかにする
(3) 毎回複数名の登壇者から話題提供を受け、多様な視点から課題の解決を探る
 

ご参考

<本件に関するお問い合わせ>
 中央大学ダイバーシティ推進ワーキング事務局
  TEL:042-674-2269     Email:jcdip-grp@g.chuo-u.ac.jp

<取材に関するお問い合わせ>
 中央大学広報室
  TEL:042-674-2050     Email:kk@tamajs.chuo-u.ac.jp