ボランティア
【イベント報告】能登半島地震被災地における震災復興支援ボランティア活動
2024年07月04日
令和6年1月1日に発生した能登半島地震の被災地を支援するため、下記の通り、
ボランティアセンター主催のボランティア活動を石川県羽咋郡志賀町および
中能登町にて実施しました。
◎日 時:第1クール:2024年3月4日(月)~6日(水)
第2クール:2024年3月17日(日)~19日(火)
◎場 所:第1クール:石川県羽咋郡志賀町、石川県鹿島郡中能登町
第2クール:石川県羽咋郡志賀町
◎内 容:・被災家屋から畳・瓦・家具・電化製品等を搬出し、災害ゴミ置き場へ搬入
・海岸清掃(津波により海岸へ打ち上げられたゴミを集める)
◎参加人数:本学学生34名(17名×2回)、教職員2名
◎宿泊先 :第1クール:国立能登青少年交流の家(石川県羽咋市柴垣町)
第2クール:国立能登青少年交流の家
◎主 催:中央大学ボランティアセンター
◎協力団体:石川県企画振興課、株式会社ぶなの森、志賀町災害ボランティアセンター、
中能登町災害ボランティアセンター
◎財 源:第1クール 日本財団ボランティアセンター
第2クール 朝日新聞厚生文化事業団
◎参加学生の声
・実際に、家屋が倒壊している様を見るのはあまりにも心にくるものがあった。圧倒的にボランティアの人手が足りないと思った。おそらくボランティアセンターには数えきれない依頼が届いているのだろう。予定より早く活動が終わって時間が余った時も、残りの限られた時間の中でできる新たな活動がすぐ提示されたことがその根拠である。しかし、募金を通しての間接的支援でなく今回のよう実際に現場に行って直接支援をすることで、被災者の方々から直接感謝されるというのは本当に力になれたことがわかって嬉しかった。
・全国各地からボランティアに参加している人がいることを知った。そしてその行動力に感動した。私は今までテレビで災害が起きるたびに「大変そうだ」と人ごとのように見ていた。皆には皆の人生があってそれを災害という誰も責めることができないものによって壊された。私にできることは地域に行って少しでもその場所にいる人を助けること。そしてこのような事実を踏まえて次の災害に備えること。これだと思った。
・テレビで見るより人の話を実際に聞く方がそのリアルを知れると思った。実際に現地へ行けば高齢者ばかりで街を復興させたくてもどうしても難しい場面がある。綺麗な海がゴミでいっぱいになっている様子。区長さんが「わしらでこれを綺麗にしようと思ったら何年かかるか」といっていた。そうだ自分たちは助け合って生きていかなければいけないんだと思った。一人暮らしのおじいさんの家にいって荷物を片付けた。お爺さんは最後は涙を浮かべていた。実際に自分は与えることしかできないと思っていた。でも涙を見た時自分の中でボランティアの概念が180度変わった気がした。自分はむしろ与えられている。その「何か」は人は助け合って生きていくということ。人生は何があるか分からずまだ自分の知らないことを目で見るべきだということ。たくさんの感情が込み上げてきた。
以上
<第1クール>
<第2クール>