国際連携・留学
イギリス シェフィールド大学
学部学科 | 法学部国際企業関係法学科 |
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氏名 | 渡辺 はる |
留学開始時の学年 | 3年次 |
留学期間 | 2023年9月~2024年6月 |
留学を志した理由
英語での異文化交流経験を積むため、留学を志しました。幼少期から洋楽が大好きであったことから、英語圏のカルチャーにも興味を抱くようになりました。そのため、現地の文化を体感しながら、同年代の学生と学び合う交換留学に強く関心を持つようになりました。特に、その文化と音楽が好きなイギリスでの交換留学を目指しました。大学では第二外国語に英語を選択し、英語圏への留学経験を持つクラスメイトや、海外経験が豊富な教授からも助言を受けたことも、留学への憧れを現実に近づける大きなきっかけとなったと思います。当時、外部の学生団体で音楽フェスの運営に携わり、イベントと都市計画の関わりに興味を持ち始めたこともあり、ゼミの研究テーマである都市計画に沿った学びができるシェフィールド大学に注目しました。この大学では、大規模なイベントと都市への影響を学べる授業があり、現地での学びがゼミ研究の深化に繋がると確信し、シェフィールドへの留学を目指しました。
現地の授業について
秋学期には都市計画に関する基礎知識やSDGSと都市の関係性を学び、産業革命が都市に与えた影響や労働者階級の増加による住宅問題を考察しました。The Making of Urban Placesという授業では、Bradfordという都市へ校外学習に行き、産業革命の社会への影響力を体感できました。春学期には、都市の不平等や非正規性について学び、プランニング法や都市経済学も探求しました。特に、Urban Economics ではUIDモデルを用いて不動産市場の動態を理解でき、非常に有意義な学修経験を積めました。新しい分野を習うことについて不安もありましたが、秋学期でレベル1の授業を多めに取り、都市計画に関する基本的な知識を身につけられたことが、春学期への大きなアドバンテージとなりました。春学期には、秋学期に学んだことを活かし、より発展的な内容を学修することができ、身になりました。さらに、国際色豊かな大学で都市について学ぶことで、それぞれの地域からのリアルな声が聞け、より実用的な知識が身につけられたと感じます。

Bradfordへ校外学習の際訪れた産業革命時代の工場。当時実際に使用されていた機械が展示されており、当時の労働環境が目に浮かぶようで印象に残っている。

フラットメイトとシェフィールドのクリスマスマーケットへ訪れた際の写真。中心地ではキラキラした観覧車や屋台が並んでおり、海外との文化の違いを1番感じた季節であった。