中央大学パシフィック・オフィス開設10周年記念式典・シンポジウムを実施しました(2023年10月10日)

2023年10月6日、本学の協定校であるハワイ大学マノア校にある中央大学パシフィック・オフィスの開設10周年を記念して、記念式典が開催されました。中央大学パシフィック・オフィスは、ハワイ大学マノア校内にある米国イースト・ウェスト・センター内に2013年12月に開設され、以降、本学とハワイ大学マノア校の学生交流や研究者交流の拠点として、両大学の連携に大きな役割を果たしてきました。

記念式典には、本学からは大村雅彦理事長、河合久学長、白井宏副学長・国際センター所長、加藤俊一副学長・研究推進支援本部長等が参席し、ハワイ大学マノア校からはDavid Lassnerハワイ大学学長をはじめ、Brent White学長補佐、Brennon Morioka工学部長、Song K. Choi工学部副学部長等、本学との交流に所縁のある方々が参席されました。また、2013年のオフィス開設にあたりご尽力された、ハワイ大学リサーチ・コーポレーション(RCUH)の前エグゼクティブ・ディレクターであるSylvia Yuen先生にもご臨席いただきました。

式典は冒頭、オフィス開設当時、国際センター所長として開設に携わった大村理事長より、開設当時の経緯とハワイ大学の関係者への謝辞が述べられ、続いて、河合学長より、オフィスを拠点とした、これまでの本学とハワイ大学マノア校との交流の経緯、これからの両大学の交流の展望が述べられました。次に、ご来賓であるDavid Lassnerハワイ大学学長、Brent White学長補佐、およびBrennon Morioka工学部長より、オフィス開設10周年への祝辞と、両大学の関係の発展を祈願する旨のご挨拶をいただきました。

その後、軽食を挟みながら懇談を行い、白井副学長から両大学の学生交流の経緯と中央大学の近況報告、加藤副学長から両大学の研究交流の歩みについての説明が行われました。最後に、パシフィック・オフィス担当者と前任者のご挨拶、現在ハワイ大学マノア校に留学中の本学学生2名からのスピーチをもって、式典を終えました。

なお、本式典と併せて、10月5日(木)、6日(金)両日に、中央大学・ハワイ大学合同国際シンポジウム／中央大学学術シンポジウム「ウェルビーイングのための認知多様性への学際的アプローチ」が開催され、両大学の教員による研究発表および活発な意見交換が行われました。

今回の記念式典やシンポジウムを通じて、中央大学とハワイ大学マノア校との関係はより緊密なものとなり、次の10年に向けたさらなる教育・研究交流の発展が期待されます。