国際連携・留学

上海理工大学訪日団が本学を来訪しました

2023年7月24日(月)および31日(月)に上海理工大学の学生40名と引率教員ら4名が多摩キャンパスを訪問しました。

本学と上海理工大学は2011年に協定を締結し、以降、親密な交流が継続しています。その一例として、同大学訪日団一行の受け入れは2013年から続いているもので、2019年8月から4年ぶりとなりました。今回来日した学生は200名を超える応募の中から選ばれ、2週間の滞在中、東京を拠点に企業や観光施設、大学等を訪問しました。

7月24日(月)の多摩キャンパス来訪では武石副学長からの歓迎メッセージに続き、ウ メイカンさん(商学研究科 博士前期課程)による日本留学体験談を聞きました。ウさんの発表後には質疑応答が活発に行われ、本学に在籍する留学生のリアルな話への興味関心の高さを伺うことができました。

学生食堂にて昼食後、午後からは文学部中国言語文化専攻の学生を中心とした本学の学生達と交流しました。

学生交流会は文学部中国言語文化専攻の及川教授の司会・進行で行われ、まず同専攻の学生11人が中国語で「中大生の日常生活」「日本で人気のインフルエンサー」「日本の就職事情」「日本の伝統服」「娯楽」をテーマに発表を行いました。続いて学生たちは食文化、コンテンツ(ゲーム、アニメ、漫画等)、ファッション・コスメ、大学生活等のグループに分かれて、それぞれのトピックについて中国語・日本語・英語を交えて会話を楽しみました。交流会の最後には上海理工大学の学生による器楽や舞踊の披露があり、非常に和やかな雰囲気で2時間を過ごしました。

7月31日(月)は後楽園キャンパスにて学生交流および研究室見学を行いました。学生交流会には理工学部グローバルスタディーズ(上海)にて今年3月に同大を訪問した理工学部生9名が参加し久しぶりの再会を楽しみました。続く研究室見学では3グループに分かれ多様な研究室を訪問し、予定の時間を超過するほど質問がたくさん出ました。

両日ともに酷暑の中の本学訪問・学生交流となりましたが、参加者の笑顔からコロナ禍を経て対面での学生交流の意義を改めて感じる一日となりました。