インターナショナル・ウィーク

特別企画 ベナン共和国大使によるアデチュブ・マカリミ駐日大使による講演会 「SDGs and Financial Inclusion : Lessons Learned from Africa」を実施

2019年12月03日

2019年11月29日(金)、駐日ベナン共和国大使館よりアデチュブ・マカリミ駐日特命全権大使を後楽園キャンパスにお招きし、講演会を実施しました。第11回インターナショナル・ウィーク「アフリカ・アジア諸国」の中核のひとつとなる講演会です。
ベナン共和国大使館と本学後楽園キャンパスは近隣に位置しており、本年4月から交流が始まっています。2019年9月28日(土)に開催された「理工学部創立70周年記念式典」でアデチュブ・マカリミ大使にお越しいただきご祝辞をいただいております。

後楽園キャンパス5号館5334号で行われた講演会では、理工学部長 樫山和男の挨拶に続き、本講演のナビゲーターを務める理工学部人間総合理工学科准教授 山村寛よりアデチュブ・マカリミ大使が紹介されました。
アデチュブ・マカリミ大使は“開発のための金融”を専門としており、アフリカのサブサハラをベースに欧州、アメリカ、アジアへと活躍の場を広げてきました。国連資本開発基金(UNCDF)では20年間アフリカのテクニカルアドバイザーなどに従事、民間の金融関連企業ではベナンの金融システムの設立やファイナンス・コンサルティング等に力を注ぎました。本講演では「SDGs and Financial Inclusion : Lessons Learned from Africa」をテーマに、数々の国際的な業務で培った経験と視点から、SDGsと経済、ベナン共和国・アフリカの現状と今後について、学生への期待を込めて語られました。

続いて人間総合理工学科教授シュテファン・ホーテスが「SDGs17を巡る様々な論点」「中央大学理工学部の取り組み」等をテーマに、日本語で講義をしました。講義後は学生と大使との質疑応答が行われ、有意義な時間となりました。

本講演は一般公開もされ、一般の方々、学生、教職員ら多数の聴講者が集まり、関心の高さがうかがえました。

ベナン共和国大使館と中央大学との交流がこれから深まることが期待されます。

なお、本講演会の詳細は、中央大学ホームページ内GO GLOBALサイト(URL:http://globalization.chuo-u.ac.jp/)で実施レポートを後日ご紹介します。