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留学生による企画「学部留学生×ダイバーシティ」~ Chuo Diversity Week 2022「Safe Campus, Safe Space」~
2023年01月30日
中央大学ダイバーシティ推進 × ハラスメント防止啓発ウィーク2022
2022年11月11日(金)〜21日(月)、「Chuo Diversity × ハラスメント防止啓発ウィーク2022」が開催されました。中央大学ダイバーシティセンター(2020年度発足)とハラスメント防止啓発委員会が主催したもので、ダイバーシティの推進とハラスメント防止啓発について考え、理解を深めながら、現代社会のさまざまな課題に触れるウィークです。
今年は「Safe Campus, Safe Space」をテーマに、一人ひとりが安心して過ごせる場所、お互いを尊重しながら学び成長できるキャンパスを皆で考えようと、さまざまなイベントが対面(多摩キャンパス)やオンラインで開催されました。
今年は「Safe Campus, Safe Space」をテーマに、一人ひとりが安心して過ごせる場所、お互いを尊重しながら学び成長できるキャンパスを皆で考えようと、さまざまなイベントが対面(多摩キャンパス)やオンラインで開催されました。

▲企画を担当した留学生の自己紹介の様子
このイベントには、日本語クラスを履修する学部留学生のほか、中国や韓国への留学を予定している・留学生と交流したい・現地のリアルな日常や文化に興味をもつという学部生が多数参加しました。
冒頭では、司会を担当した韓国からの留学生、鄭承柱(ジョン・スンジュ)さん(経2)が、「留学生と交流し合いながら、お互いに知らないことや多様性を見つけ、新しいつながりを探しましょう」というイベントの目的、ディスカッションの際の注意点・マナーについて説明しました。
5~6人の少人数に分かれてのグループトークは、自己紹介・中国のゲーム「私は持っているけど、君が持っていない」でスタートし、学校生活、家庭の違い、プレゼント文化といった大きなテーマでディスカッションが進められました。各グループの会話からは、受験・高校の授業システムや塾、食生活・家庭料理・食習慣・日本にある自国料理店のこと等、日本で行ってみたい観光地・旅行、流行っていること等へと話題が広がっていき、イベント終了後も話が止まらない様子でした。
以下で企画メンバーの感想を紹介します。
イベントの企画・進行を担当した留学生の声

このイベントを企画し始めたときには、心配ばかりでしたが、無事に終わって安心しました。
ダイバーシティウィーク中に、「直接、多様性と出会い、楽しく話せたらよい」と、企画メンバーの皆が思ってくれてこのようなイベントができました。まずは、「身近にいる多様な人々と出会うことから始めるといいな」って思って悩んでいたら、正解はすぐ隣にありました。留学生も多様な国から来ているから、いい会話ができるかもしれないと思いました。そこからみんなの意見が集まり始めて、いいイベントになったと思います。ダイバーシティの学生団体に入って初めてやってみた企画なので焦ったりもしましたけど、参加してくれた皆も楽しんでくれてやりがいを感じました。司会は「俺がやらねば誰がやる」という決意でやりましたけど、必要のない心配でした(笑)。簡単な交流会でしたけど、ダイバーシティを始める第一歩だと考えれば、楽しい一歩になって何よりだと思います。今回の企画に参加した学生たちと先生方に感謝しています。

ジョン・ヘジさん <法学部2年>
日本人の学生や他の留学生たちと話してみたいと考えていたテーマでイベントを企画できる機会が与えられてとてもありがたかったです。イベントを企画する過程や当日にチームのリーダーとして話を進めることは簡単ではありませんでしたが、みんなが積極的に参加してくれたおかげで、良い雰囲気の中でさまざまな話を通じてすごく盛り上がったと思います。さまざまな国籍を持つ学生たちといろいろな話で交流しながら、新しい事実を知ることができて視野が広がったと思います。みんなそれぞれが違うからこそ、今回のイベントができたと思います。多様性が持っている魅力についても、あらためて感じるようになりました。イベントが成功で終わり、一緒に企画したメンバーだけでなく、楽しみながら積極的に参加してくださった参加者や、いつでもサポートしてくださった先生方など、多くの方々にお世話になりました。みんなに感謝の気持ちを伝えたいと思います。
日本人の学生や他の留学生たちと話してみたいと考えていたテーマでイベントを企画できる機会が与えられてとてもありがたかったです。イベントを企画する過程や当日にチームのリーダーとして話を進めることは簡単ではありませんでしたが、みんなが積極的に参加してくれたおかげで、良い雰囲気の中でさまざまな話を通じてすごく盛り上がったと思います。さまざまな国籍を持つ学生たちといろいろな話で交流しながら、新しい事実を知ることができて視野が広がったと思います。みんなそれぞれが違うからこそ、今回のイベントができたと思います。多様性が持っている魅力についても、あらためて感じるようになりました。イベントが成功で終わり、一緒に企画したメンバーだけでなく、楽しみながら積極的に参加してくださった参加者や、いつでもサポートしてくださった先生方など、多くの方々にお世話になりました。みんなに感謝の気持ちを伝えたいと思います。
イ・ギョンフンさん <経済学部2年>
私はこの企画で感じたことを「十人十色」という言葉で表したいと思います。
同じ国籍でも、地域によって習慣と性格、ひいては言語も異なることがあります。国籍まで違ったら、お互いに違いを感じるのは当たり前でしょう。その違いは、住んでいた国や地域が異なるから生じるものです。仮に私が日本で生まれたら、価値観などが今とは相当違うはずだと思います。それは成長する中で関わってきた友だち、先生、教育環境、文化などのすべてが違うからです。今回、同じテーマを話し合っても互いに意見が異なり、同じ国籍でも地域によって違いがありました。このイベントを通じて確認できましたし、多様性に対する意識が高まるきっかけとなったのではないかと感じました。
私はこの企画で感じたことを「十人十色」という言葉で表したいと思います。
同じ国籍でも、地域によって習慣と性格、ひいては言語も異なることがあります。国籍まで違ったら、お互いに違いを感じるのは当たり前でしょう。その違いは、住んでいた国や地域が異なるから生じるものです。仮に私が日本で生まれたら、価値観などが今とは相当違うはずだと思います。それは成長する中で関わってきた友だち、先生、教育環境、文化などのすべてが違うからです。今回、同じテーマを話し合っても互いに意見が異なり、同じ国籍でも地域によって違いがありました。このイベントを通じて確認できましたし、多様性に対する意識が高まるきっかけとなったのではないかと感じました。

コロナ禍で異文化交流をすることができ、いろんな国の学生と話ができて、とても貴重な体験でした。いままでキャンパスですれ違っただけの学生たちとも少しだけつながることができました。
「異文化コミュニケーションとは何か」、今同じ景色を眺めている私たちが、違う視点から日本語で自分が見える景色をみんなと共有したり、ステレオタイプを解消したりすることだと思いました。そしてお互いを理解した上で、視野と包容力を広げることでしょう。私にとって、今回のイベントはまさにこのような効果がありました。出会った皆さん、交流の場を作ってくださった先生方、本当にありがとうございます!
●「留学生×ダイバーシティ」企画・進行メンバーの留学生
ジョン・スンジュさん(経2)、キム・ジサンさん(商3)、キム・ユンジュさん(法2)、チェ・ジウさん(法2)
ジョン・ヘジさん(法2)、リ・ギョクさん(経2)、リ・ゲンギョクさん(経2)、イ・ギョンフンさん(経2)
●日本語クラス担当教員
経済学部教授 中川康弘、商学部教授 二宮理佳、法学部助教 吉田千春、兼任講師 田仲正江
ジョン・スンジュさん(経2)、キム・ジサンさん(商3)、キム・ユンジュさん(法2)、チェ・ジウさん(法2)
ジョン・ヘジさん(法2)、リ・ギョクさん(経2)、リ・ゲンギョクさん(経2)、イ・ギョンフンさん(経2)
●日本語クラス担当教員
経済学部教授 中川康弘、商学部教授 二宮理佳、法学部助教 吉田千春、兼任講師 田仲正江