商学部では、2014年よりタイのパンヤピワット経営大学(以下:PIM)と締結し、インターンシップ・プログラムを展開しています。本プログラムでは、本学学生をタイに派遣し、PIMの経営母体である現地企業「CPALL株式会社」でインターンシップを行う一方、PIMの学生を中央大学に受け入れて中央大学生協等でインターンシップを行うという他学部では実績のない双方向型のグローバル・インターンシップです。また昨年に引き続き、経済学部の協力を得て、より充実したプログラムを実施しています。
4回目となる今年度は、2019年6月9日(日)~6月23日(日)の15日間に、PIMのタイ人学生8名(女子学生5名、男子学生3名)が本学に派遣されました。学生の皆さんは、企業での就業体験、工場見学、日本語講座、ビジネスマナー講座、本学学生との交流行事などに参加し、実りのあるインターンシップを経験することができたようです。
帰国が間近に迫った6月21日(金)には、多摩キャンパス・ヒルトップ2階Gスクエアで「インターンシップ成果発表会」が開催され、その後場所を移動して「修了式・交流会」が行われました。
4回目となる今年度は、2019年6月9日(日)~6月23日(日)の15日間に、PIMのタイ人学生8名(女子学生5名、男子学生3名)が本学に派遣されました。学生の皆さんは、企業での就業体験、工場見学、日本語講座、ビジネスマナー講座、本学学生との交流行事などに参加し、実りのあるインターンシップを経験することができたようです。
帰国が間近に迫った6月21日(金)には、多摩キャンパス・ヒルトップ2階Gスクエアで「インターンシップ成果発表会」が開催され、その後場所を移動して「修了式・交流会」が行われました。
「インターンシップ成果発表会」~日本語で、一生懸命に2週間の学びを報告

成果発表会には、学生らを引率するPIM教員(教養学部 ビジネス日本語学科)のプローイ先生、学生研修を受け入れていただいた企業の皆様、中央大学生活協同組合担当者のほか、本学からは、渡辺商学部長、佐藤文博経済学部教授、商学部の奥山教授(教務副主任)、吉村教授、二宮教授、斎藤教授(グローバル・インターンシップ担当)等が出席しました。
学生の皆さんは、このインターンシップで学んだことを日本語で発表しました。実習の合間の限られた時間に日本語でパワーポイント資料を作成し、前日も深夜まで作成や発表練習に費やしたようですが、プローイ先生の指導を受けながら準備。実習の内容だけでなく、接客や就業における日本人の働き方、一緒に働いたスタッフとの交流、タイと日本との文化の違いなどについて、驚いたこと、楽しかったこと、大変だったこと等の感想も交えて一生懸命に話していました。
学生の皆さんは、このインターンシップで学んだことを日本語で発表しました。実習の合間の限られた時間に日本語でパワーポイント資料を作成し、前日も深夜まで作成や発表練習に費やしたようですが、プローイ先生の指導を受けながら準備。実習の内容だけでなく、接客や就業における日本人の働き方、一緒に働いたスタッフとの交流、タイと日本との文化の違いなどについて、驚いたこと、楽しかったこと、大変だったこと等の感想も交えて一生懸命に話していました。
「びっくり!」「楽しかった」「大変だった」日本でのインターシップ

〔驚いたこと〕
日本人はとても仕事が早い、仕事のマナーがたくさんある 、挨拶言葉の種類が多い、衛生管理のマニュアルがすごい(細かい)、日本人は仕事はまじめだけれど仕事以外ではおもしろい人も多い
日本人はとても仕事が早い、仕事のマナーがたくさんある 、挨拶言葉の種類が多い、衛生管理のマニュアルがすごい(細かい)、日本人は仕事はまじめだけれど仕事以外ではおもしろい人も多い
〔よかったこと〕
日本語で会話をできた、日本人からいろいろなことを教えてもらった、日本のビジネスマナーを学べた、いろいろな所を見学できた、お客様が優しかった、間違えても丁寧に教えてもらえた、日本人のスタッフと仲良くなれた
日本語で会話をできた、日本人からいろいろなことを教えてもらった、日本のビジネスマナーを学べた、いろいろな所を見学できた、お客様が優しかった、間違えても丁寧に教えてもらえた、日本人のスタッフと仲良くなれた
〔大変だったこと〕
漢字が読めなかった、日本人の話す日本語は早口で聞き取れないときがあった、通勤電車の混雑が大変だった、タイよりも時間に厳しいので時間を守ること
漢字が読めなかった、日本人の話す日本語は早口で聞き取れないときがあった、通勤電車の混雑が大変だった、タイよりも時間に厳しいので時間を守ること
異国で学び成長できたインターンシップ

▲商学部教授 斎藤の講評を真剣に聞き入っていました
全員の発表終了後には、引率したPIMのプローイ先生、本学商学部教授 斎藤正武から講評がありました。
■PIM プローイ先生
「昨夜は夜遅くまで発表の準備をして、頑張って発表できましたね。日本のビジネスマナーを学び、日本企業での就業体験をし、ラッシュアワーの中での通勤等いろいろな経験をしましたね。本当によく頑張りました。タイに帰ってからも、日本で学んだことを活かして勉強してください」
■商学部教授 斎藤
「日本での2週間のインターンシップで、さまざまな経験をして成長されました。とても立派なプレゼンテーションを聞いて、皆さんの成長をうれしく思いました。皆さんの発表の中で印象に残ったのは、お世話になった企業の方々が優しく指導してくれたり接してくれたということ。それは、皆さんがとても頑張っていたからです。「一生懸命に学ぼう、習得しよう」という熱意が企業の方にも通じたのです。ぜひこの頑張ったことをタイに戻ってからも忘れずに、さらに勉強してください」
■PIM プローイ先生
「昨夜は夜遅くまで発表の準備をして、頑張って発表できましたね。日本のビジネスマナーを学び、日本企業での就業体験をし、ラッシュアワーの中での通勤等いろいろな経験をしましたね。本当によく頑張りました。タイに帰ってからも、日本で学んだことを活かして勉強してください」
■商学部教授 斎藤
「日本での2週間のインターンシップで、さまざまな経験をして成長されました。とても立派なプレゼンテーションを聞いて、皆さんの成長をうれしく思いました。皆さんの発表の中で印象に残ったのは、お世話になった企業の方々が優しく指導してくれたり接してくれたということ。それは、皆さんがとても頑張っていたからです。「一生懸命に学ぼう、習得しよう」という熱意が企業の方にも通じたのです。ぜひこの頑張ったことをタイに戻ってからも忘れずに、さらに勉強してください」
笑顔がいっぱいの修了式と懇親会

その後場所を移して、インターンシップ修了式と懇親会が行われました。
続く懇親会では商学部の日本人学生も加わり、和やかな雰囲気で行われました。出席した皆さんと共に、日本のポピュラーな料理を味わいながら、残り少ない日本での滞在時間を満喫し、交流を深めることができました。
修了式では、商学部長 渡辺、経済学部教授 佐藤から、終了証とお土産を一人ひとりに授与しました。学生の皆さんは、とてもうれしそうな笑顔で修了証を受け取っていました。渡辺学部長からは、「学生の皆さんが短期間に、期待以上に成長できたことをうれしく思います。近いうちに、今度は私がタイを訪問したいと思っています。さらに成長した皆さんに会えるのを楽しみにしています」と、修了式の挨拶の中で述べました。
▶商学部長 渡辺より修了証を授与
交流を深めることができた懇親会

・Mr.Bunlertrop Tanaphon 3年
・Mr.Thanomsadsana Kritsada 2年
・Ms.Meemungkung Thanatcha 2年
・Ms.Ploysit Ratthana 2年
・Ms.Mongkolworakit Wilinda 3年
・Ms.Choengkao Hatairat 2年
・Ms.Poongtomong Kornnika 1年
・Mr.Luangsinsiri Thanapa 1年
(右)グローバル・インターンシップ担当の商学部教授 斎藤
・Mr.Thanomsadsana Kritsada 2年
・Ms.Meemungkung Thanatcha 2年
・Ms.Ploysit Ratthana 2年
・Ms.Mongkolworakit Wilinda 3年
・Ms.Choengkao Hatairat 2年
・Ms.Poongtomong Kornnika 1年
・Mr.Luangsinsiri Thanapa 1年
(右)グローバル・インターンシップ担当の商学部教授 斎藤
★お世話になった派遣先の企業(順不同)
浦和レッドダイヤモンズ、(株)BBMスポーツ・コミッション、(株)今朝、セコンド、タカラ食品工業(株)、中央大学生活協同組合