
↑Scratchグループ1のメンバーによる授業開始の挨拶
斎藤正武ゼミでは、「プログラミング教育が論理的思考能力(ロジカル・シンキング)向上に役立つこと」をテーマに研究を行っています。
ゼミの学生たちは2グループに分かれ、マサチューセッツ工科大学(MIT)が開発したビジュアルプログラミング言語「スクラッチ(Scratch)」を生徒たちに教えました。各々で考えたシナリオでゲームを作成するという内容です。
交流を終えた斎藤ゼミの学生は、「ホテルを朝6時に出て、現地で5時限続けてプログラミング授業を行う強行スケジュールでしたが、英語でタイ人にプログラミングを教えるという初めての経験は大変有意義でした」と話していました。
今回の取り組みは、プリンセス・チュラポーン・サイエンス・ハイスクールと中央大学の交流を発展させるため、初めての試みとして行われました。「中央大学の学生が、本学が提携する海外教育機関の学生に授業を行う」という新しい形の交流に、現地学校の先生、職員の方から高い評価が得られ、大変すばらしい機会を共有することができました。
なお、今回訪れたプリンセス・チュラポーン・サイエンス・ハイスクール・チョンブリ校には、中央大学卒業生の原 夏樹さんが、国際協力機構(JICA)の青年海外協力隊員(職種:コンピュータ技術)として派遣されています。