全学連携教育機構(全学的教育プログラム)

【FLPジャーナリズムプログラム】松野良一ゼミが「地方の時代」映像祭2022(NHK、民放連等主催)で優秀賞と奨励賞を受賞!

2022年11月14日

中央大学FLPジャーナリズムプログラム松野良一ゼミが制作したドキュメンタリー2作品が、第42回「地方の時代」映像祭(NHK、民放連など主催)で優秀賞と奨励賞をそれぞれ受賞(市民・学生・自治体部門)いたしました。贈賞式は、11月12日に関西大学千里山キャンパスにて行われました。

「地方の時代」映像祭のホームページ

https://www.chihounojidai.jp/work/2022.html

 

受賞作品は、次の通りです。

 

優秀賞

優秀賞受賞作品:「『戦車は動けない』-北ベトナムの日本人女性歌手-」(25分47秒)

ベトナム、ホーチミンにある戦争証跡博物館。ここにはベトナム戦争の歴史を後世に伝えようと、多くの戦争遺産や写真が展示されている。その中に、一人の日本人女性の写真が飾られている。写真説明には、「1973年12月10日、北ベトナムクアンビンの砲兵部隊の中で歌うヨイコクミコ」と書かれていた。この女性は一体誰なのか、そしてなぜ北ベトナムで歌っているのか。博物館に飾られた一枚の写真を手がかりに、その物語を追った。

作品はこちらからご覧いただけます。

https://youtu.be/WkStrIKKnm8

制作スタッフ
「『戦車は動けない』-北ベトナムの日本人女性歌手-」
 
〈制作プロデューサー〉
伊藤光雪(国際情報) 藤川なな帆(経済)

〈AD〉
柳沢直己 松本弥彩暉 田代展嵩(総政) 安徳祐(法) 出井一彰(経済) 山本達也(文) 
 
〈語り〉
菊地雄己 長谷夏帆(総政) 渡邉美咲(国際情報) 
 
〈ディレクター〉
菊地雄己(総政)

奨励賞

奨励賞受賞作品:「『智恵ちゃん…お父さんは泣きました』-あるBC級戦犯の手紙-」(43分52秒)

戦時中、日本軍はタイのノンプラドックからビルマのタンビュザヤをつなぐ泰緬鉄道を建設した。その際、工事に駆り出された多くの連合軍捕虜が、劣悪な環境の下で犠牲になった。日本敗戦の結果、上官の命令に従って現場を管理した日本軍兵士の多くがBC級戦犯となった。絞首刑となった軍医、信澤寿さんもその1人。彼は戦前は、群馬県高崎市で医院を開業し、妻のつねさん、娘の智恵子さんと幸せな暮らしをおくっていた。それが、戦争によって一変した。異国の地で処刑された寿さんは、最期に何を思ったのか。そして、残された家族は戦後、どんな思いで生きてきたのか。残された手紙、遺書、証言などから、1人のBC級戦犯とその遺族の物語を描いた。


作品は、こちらからご覧いただけます。

https://youtu.be/99CVAL8LpFs
 
「『智恵ちゃん…お父さんは泣きました』-あるBC級戦犯の手紙-」

〈制作プロデューサー〉
伊藤光雪(国際情報) 藤川なな帆(経済) 
 
〈AD〉
飯嶌将太 佐藤仁紀 永橋あずさ 森ひかる 柳沢直己(総政) 李有斌(商) 鵜飼健司(経済) 矢吹莉音(文)
 
〈語り〉
小椋伊織 高見遥菜(総政) 山本達也(文) 渡邉美咲(国際情報)
 
〈チーフディレクター〉
松本弥彩暉(総政)
 
〈ディレクター〉
高見遥菜(総政)