キャリアセンター(理系)

豪雨災害の経験から
東京都の諸島地域を災害に強い街にしたい

東京都庁 
東田 梨穂

理工学研究科都市人間環境学専攻
横浜翠嵐高等学校 出身

私は小学校低学年の頃に、都の職員である母の仕事の都合で伊豆大島に住んでいた経験があります。2013年に発生した豪雨災害では、友人が被害に遭い、悲しい気持ちや自分では何もすることができない悔しさを感じました。この経験から東京都の諸島地域を災害に強い街にしたいと考え、私は東京都の職員として働きたいと思うようになりました。

中央大学の利点

都市環境学科での、3年次の「専門演習」が役立つと感じます。公務員試験の専門科目に必要な基礎知識はこの授業を受ければ身につくと感じました。小論文対策も授業に組み込まれ、文章を書くことに慣れる良い機会でした。就職活動をしている際、民間企業で活躍されている卒業生の先輩方を紹介してくださり、卒業生の方々との繋がりを強く感じました。中央大学の利点は、キャリアセンターでの支援がとても手厚いことと、先輩方との繋がりが強いことだと私は思います。

勉強方法

試験内容の専門科目に関しては日々の研究で必要な知識や、TA業務で担当していた演習の授業で下級生の質問対応をすることで身につきました。また、私が所属している研究室に歴代の先輩方が残してくださった東京都の過去問が多くあったので自分に足りない知識を確認していました。教養科目や面接試験に関しては、平行して受けていた民間企業が何社かあり、そこでのwebテストや採用面接を受けることで公務員の試験対策になっていたと思います。

在学中、公務員の勉強以外で力を入れたこと

大学2年生から始めたスキーショップでのアルバイトに力を入れました。一緒に働くスタッフと協力しながら仕事をすることで、周りを見ながら効率良く行動する力や、お客様に商品を説明するために必要な、物事を端的に説明できる力が身についたと思います。また、尊敬できるアルバイトの同期や先輩と出会えたことが私にとって良い影響を与えてくれました。普段の研究や勉強内容とは全く違うジャンルに触れることで、良いリフレッシュにもなっていたと思います