キャリアセンター(理系)

地元・秋田の人々の生活と発展に貢献できる職に就く

秋田県庁 
田口 竜成

理工学部 都市環境学科
秋田高等学校 出身

田口 竜成

<公務員を目指した理由>

地元である秋田には思い入れがあり、かねてから将来的には秋田の人々の生活と発展に貢献できる職に就きたいと考えていました。大学で土木工学を学ぶ中で地方都市が抱える諸問題を実感するとともに、都市を形成する構造物からシステムまで多領域に関わる土木の重要性を感じました。その中でも特に公務員は幅広い分野で地域に近い立場から携われることに魅力を感じ、秋田県職員を目指しました。

<勉強方法>

公務員試験の勉強は演習量と分野ごとの比重配分が重要だと思います。県庁志望でしたが、3年生の後期から大学の国家公務員試験講座を受講しました。講座では豊富な過去問と解説によって演習量を確保しつつ、試験に出る重要ポイントや解き方のコツなどを学ぶことができ、非常に有意義なものになりました。演習を繰り返して見つけた自分の苦手分野と配点の比重が大きい専門科目に特に力を入れて勉強し、移動中などの隙間時間には時事問題や小論文対策の情報収集を行うようにしていました。

<公務員試験に向けたモチベーションの保ち方>

講座を受講したことで公務員試験に向かう仲間ができたことは非常に良いモチベーションになりました。教え合ったり、情報交換をしたりして互いに高め合うことができたと思います。また4年生になって研究室配属されたことにより、同期や院生の先輩との交流が増えたことも良い刺激になりました。それぞれが異なった専門分野や興味関心を持っているため、小論文や面接の対策で行き詰まったときには助言をもらうことができ、考えの幅を広げることができました。

<在学中、公務員の勉強以外で力を入れたこと>

体育連盟漕艇部に所属し、日々トレーニングに励みました。寮生活をしながら練習はほぼ毎日早朝・夕の2回あり、その間に授業・卒業研究・試験勉強と心身ともにかなりハードな生活を送っていました。ですが部活・学業・就職活動の3つ全てが自分で選んだ成し遂げたいことであり、3つ全てに全力を注ぐことができれば良い相互作用が生まれると信じて妥協せずに取り組みました。この経験は自信になり面接での自己アピールにも繋がったので、試験以外に全力になれることがあるのはチャンスだと思います!