キャリアセンター(文系)

2026年3月卒業(現大学2年生)に向けた「第1回就職ガイダンス」を開催

2024年03月22日

中央大学キャリアセンターは、3月18日(月)、現大学2年生(本学文科系学部生)を対象とした「第1回就職ガイダンス」を多摩キャンパス、茗荷谷キャンパス、オンラインにて開催しました。

 文部科学省と厚生労働省による調査「令和6年3月大学等卒業予定者の就職内定状況」では、今春卒業予定の大学生の就職内定率は、2月1日時点で91.6%(前年同期比0.7ポイント増)、3年連続で上昇、コロナ禍前の水準までほぼ回復してきています。新卒採用では「売り手市場」が続き、グローバル化、人口減少など企業の人材獲得競争が激しくなっています。こうした背景を踏まえて現在の就職活動は早期化が一層進み、本学でも3年生に上がるまえに就職活動の準備をしたいという学生のニーズを受け、2023年より2年生の3月という時期に2年生向けの就職ガイダンスを行うようになりました。

 今回のガイダンスでは、第1部で就職活動の全体的な流れについて平野 恵子氏(文化放送キャリアパートナーズ就職情報研究所 所長)に講演いただき、第2部では実際に就職活動をした学生の体験報告、キャリアセンターの今後のイベント紹介を行い、約2800名が参加しました(オンライン含む)。
 本学のガイダンスは一昨年より保護者のリモート参加も認めており、今回も329人がお申込みをされるなど、高い関心が寄せられています。

≪第1部 平野恵子氏文化放送キャリアパートナーズ就職情報研究所 所長)による講演のポイント≫

・リアルな就職活動のスケジュールを実態に即して把握することが大切

・「売り手市場」とくに、大企業の採用意欲が高い。とはいえ、求人倍率は0.41倍(5000人以上の企業)と難関。

・キャリアにおける自分の好き嫌いを知ろう。

≪第2部 経済学部4年、外資系メーカー内定による体験談のポイント≫

・早く始めた方が有利→外資は特に選考が早い

・周りの人を頼る→特に大人に頼る

・人のアドバイスを鵜呑みにしない→アドバイスした人のバックグラウンドを確認

・何も行動しないことは1番良くない

参加学生の声(一部抜粋)

・就職活動について、ほとんど知識がなかった自分にとってもわかりやすい説明だった。

・就活を進めていく上で、何を大事にして学生生活を過ごしたら良いのかわかった。

・就活について前向きな説明をしていただき、「頼れるところがある」という安心感を得られた。

・いろいろなガイダンスに参加して、経験を積んでみようと思った。

・3年になる前のこの時期にガイダンスを受けれたことで、夏のインターンシップまで余裕をもって対策ができる。

「第1回就職ガイダンス」を実施して

中央大学キャリアセンター
担当副部長 松村祐明(まつむらひろあき)
 「今回のガイダンスは、近年まれにみる売り手市場でありながら、昨年を大幅に上回る2800人が参加しました。これは、採用スケジュールの早期化や選考過程の複雑化・多様化によって、就職活動を大学での勉強と両立して乗り切っていくことに不安を覚える学生が多いからかもしれません。また、保護者の方々の参加が多いのも、こうした就職環境の変化への関心の表れかと感じています。こうした環境の変化に対応して、本学では以下のようなイベントを開催し、学生の就職活動を支援しています。」

今後のキャリアセンターイベント(4月23日UIJターン就職ガイダンスを除きオンライン開催)

・3/21(木)15:00~16:30 「中大生に人気の業界を詳しく解説!就活市場動向徹底解説講座」

・3/26(火)15:00~16:30 「自分を知り、未来を切り拓く!自己分析セミナー」

・3/29(金)15:00~16:30 「中大生必見!最新のインターンシップ情報」

・4/4 (木)15:00~16:30 「未来の選択肢を拓け!業界研究の進め方セミナー」

・4/10(水)17:00~18:40 「SPI等適正試験対策セミナー」

・4/23(火)15:30~18:30 「UIJターン就職ガイダンス」UIターン成功のポイント~多面的に比較する首都圏就職vs地方就職~

・4/25(木)17:00~18:40 「魅力ある自己表現:エントリーシートの書き方セミナー」