奨学金

2022年度学長賞給付奨学金授与証授与式・懇談会を開催

2022年08月01日

7月13日(水)に学長賞給付奨学生を対象に授与式と懇談会を開催しました。

授与式・懇談会には、河合学長、鳥居副学長と8名の奨学生が出席しました。河合学長からの祝辞のあと、奨学生1人ずつ証書の授与を行いました。続いて、大学での学修や課外活動、資格取得、今後の進路等についてのスピーチがあり、学生同士の学びの共有等、有意義な意見交換がなされました。今年度の採用者は全員4年生でした。どの学生も所属している学部の分野にとらわれず、興味のある分野について学び、さらにその学びを実践されておりました。本学のユニバーシティーメッセージである「行動する知性」を他の学生の模範となって実践をしているようにうかがえました。参加者全員にとって、大変貴重な交流の機会となりました。

奨学生の皆さんの今後のご活躍を期待しています。

学長賞・学部長賞給付奨学金は、本年度で9年目を迎え、「学力・人物ともに優れ、大学全体を活性化する人材であると期待される学生」を対象とした給付型奨学金で、今年は学長賞8名、学部長賞143名が受賞しました。本奨学金の出願資格は学部毎に異なり、次の出願受付は来春の予定です。詳細は下記Webサイトをご確認ください。

各学部の奨学金制度(学長賞・学部長賞給付奨学金の詳細は各学部により異なります)


中央大学学生部事務室奨学課
中央大学学生部事務室都心学生生活課

授与式の様子 津田さんは昨年に引き続き学長賞給付奨学金を受賞されました。

法学部 政治学科 4年 榑沼怜奈さん

■学生時代に取り組んだこと

学業では、文化政策を大枠のテーマに据え、ゼミで調査・研究をしてきました。2年次にはFLPの地域・公共マネジメントプログラムのゼミに所属し、杉並区を対象にフィールドワークとインタビュー調査をしました。3年次には学部のゼミにて、第二次世界大戦後の日本における文化政策の変遷をまとめ、論文を執筆しました。現在も学部のゼミに所属しており、卒業論文の執筆に取り組んでいます。

■在学生へのメッセージ

私も含め皆さんが、有意義だったと思える大学生活を送り、卒業の日を迎えることができますよう願っています。

 

 

経済学部 経済情報システム学科 4年 田瀬弘武さん

■学生時代に取り組んだこと

 日本商工会議所簿記検定1級の取得に取り組みました。商業高校出身のため、学んできたことの締めくくりとしてやっていました。出題範囲の広さや授業との両立で苦労しましたが、計画的に学習を進めたことで合格することができました。

■在学生へのメッセージ

 大学生活は長いので何か目標を持って取り組むのがよいと思います。学業でもサークルでも自分が集中して取り組めるものを探し、一生懸命取り組んで大学生活を楽しんでください!

商学部 会計学科 4年 小堀咲楽さん

■学生時代に取り組んだこと
 大学では専攻の会計に加えてドイツ語を習得し、現在はインドネシア語を学んでおります。3年の夏から現在までドイツ企業でインターンとして働いています。

■在学生へのメッセージ
尊敬するドイツの偉人の言葉に、小さな夢を捨て大きな夢を追いなさいという言葉があります。やりたいことは大学生のうちに絶対にやるべきです!今が人生で1番時間があるはずなので、コロナなどの制限はありますが様々な可能性を見つけて諦めずにチャレンジすることを勧めたいです。

理工学部 情報工学科 4年 今枝俊輔さん

■学生時代に取り組んだこと

私は中央大学で情報工学を学び、国際大学対抗プログラミングコンテストで二年連続アジア大会に進出という結果を残し、全世界で1万人以上が参加する大会でも50位という好成績を残すことができました。また、強化学習による自律飛行戦闘機AIの設計や四足歩行ロボットの製作なども行いました。これらの経験を通じて、異なる分野間でも相乗効果が生まれることに気が付き、様々なことに興味を持って触れてみる大切さを知りました。

■在学生へのメッセージ

皆さんも、沢山のことに触れて充実した学生生活を送っていただければと思います。

文学部 人文社会学科 東洋史学専攻 山本愛さん

■学生時代に取り組んだこと

私は「広い視野を持つこと」を目標に、幅広い分野に積極的に取り組みました。特に、学芸員資格課程に力を入れました。そこでは、博物館に関する勉強や社会教育についてなど勉強しました。また、実際に博物館に行き、学んだことを基に展示を注意深く観察しました。そして私は、展示に対する見方や教育の大切さを実感し、大学4年間で大きな学びを得られました。

■在学生へのメッセージ

私が大学4年間で大きな学びを得られたのは、何事もまず挑戦する気持ちと中央大学の支援が整っていたからです。皆さんもぜひ、目標を持って実現のために挑戦してみてください。

総合政策学部 政策科学科 4年 中川七海さん

■学生時代に取り組んだこと

私は大学生活を通じて、「多角的視点の獲得」「ゼミナールでの活動」に力を入れてきました。例えば、大学の制度を活用して経験したインドネシアでのField Studyやオンライン英会話、様々な方々の特別講義等を通じて、一つの視点に捉われない多様な視野を得ることが出来ました。また、四年生以降は、学生生活の集大成として納得感のある卒業論文を執筆するために、文献の精読・分析に励んでいます。

■在学生へのメッセージ

ぜひ、在学生の皆さんも多くのことに興味を持ち、挑戦し、様々な経験を積み、大学生活をより実り多いものにしてください。

 

 

 

 

国際経営学部 国際経営学科 4年 杉山拓海さん

■学生時代に取り組んだこと

私は主に学内の学習を軸に、プログラミング言語を学習していました。学内の学習では、経済、経営の分野をはじめとして、数学、統計などを学習しました。また、自分自身で国から出されているデータを分析してみたり、パソコンの中でプログラムを作成し動きを検証したりするようなことをしていました。また、自分自身の英語力を用いて英会話サービスを作成し顧客に英語を教えています。

■在学生へのメッセージ

大学では自分の興味のある分野や知識を自ら選んで勉強できる最高の機会です。是非、少しでもたくさん色々な知識に触れてほしいと願います。

 

国際情報学部 国際情報学科 4年 津田敦哉さん

■学生時代に取り組んだこと

これまで力を入れてきたのは研究活動です。

過去には大学生向けの学習支援システムの開発などに取り組み、学会発表も経験させていただきました。現在は小学生向けに、ゲームを通して情報セキュリティを学習する教材を開発しています。楽しみながら学ぶ中で、セキュリティに関心を持ってもらうきっかけを作れればとの思いです。まだ予備調査やシナリオ執筆の段階ですが、今後時間をかけて完遂したいと考えています。

 

■在学生へのメッセージ

私は研究がしたい一心で大学に入ったのですが、同じようにその面白さを分かち合える仲間が増えてくれれば嬉しく思います。