スポーツ振興

大相撲の風賢央さんが母校へ幕下優勝と十両昇進を報告

風賢央さん(かぜけんおう・住木厳太、2022年3月法学部卒業、所属:押尾川部屋)が、2024年4月15日(月)に、師匠の押尾川親方(元関脇・豪風関、本学卒業生)、相撲部部長の丹治竜郎教授、田中康弘監督(元十両・魁道関、本学卒業生)と共に、幕下優勝と十両昇進の報告を兼ねて本学理事長と学長へ表敬訪問をされました。

相撲部 丹治竜郎部長(中央)

風賢央さんは、3月にエディオンアリーナ大阪で開催された大相撲春場所で7戦全勝で幕下優勝しました。
丹治部長は、「今回の幕下優勝・十両昇進は大変嬉しく、相撲部出身の幕内力士の一山本関(放駒部屋)と豪ノ山関(武隈部屋)に続く、今後の新入幕にも期待をしているところです。」と相撲部OBの活躍を語りました。

風賢央さんから「来場所も優勝を目指して頑張りますので、引き続き応援の程よろしくお願いいたします。」と挨拶があり、大村理事長、河合学長から、優勝への祝辞と労い、本学の先輩力士に続く期待が述べられました。

大村理事長から優勝した理由について聞かれ、「緊張しすぎないよう、考えすぎないようにしました。何も考えてないわけではないですけど・・・。」素直な答えに学長室が和やかな笑いに包まれました。


母校の先輩でもある押尾川親方は、「入門からこの3月で丸2年たちました。この春は好調ではあったのですが、5連勝したあたりから、本人が思い切りいくだけ!と話していたのを聞いて、この勢いで最後までいけるかもしれないと感じました。今日も朝稽古をしてきましたが、常に真面目に取り組む姿勢、それが進歩につながっていると思っています。」と躍進の理由を語りました。

河合学長から、近年の相撲部卒業生の活躍に触れ、現役相撲部学生の指導について聞かれた田中康弘監督は、「相撲は心・技・体が大切です。心が一番先にある、その意味を考え、心を磨くことが大切である、と指導してまいります。」と応じました。

石井スポーツ振興・強化推進室長からは、「大相撲は、鍛え上げた体のぶつかり合う厳しい勝負の世界ですが、どうか故障や怪我に気を付けて、頑張ってください」とエールを送りました。

大相撲夏場所(東京)は5月12日(日)に初日を迎えます。新十両として戦う風賢央さんの活躍にご期待ください。

本学出身の白門力士へのご声援をよろしくお願いいたします。

One Chuo
想いは、ひとつ。


【関連リンク】
中大出身力士(白門力士:学員会WEBサイト)の紹介はこちら