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ハンドボール男子がパリ五輪内定!―36年ぶりの自力五輪出場に貢献した4人の白門ハンドボーラー―

10月18日(水)~28日(土)にカタールで開催されたパリ2024オリンピック男子アジア予選で、日本が優勝を飾り、パリ五輪の出場枠を獲得しました。自力での出場枠獲得は、1988年のソウル五輪以来、36年ぶりとなります。

 

パリ五輪出場の1枠をかけた本大会には、アジア王者として東京五輪でベスト8位入賞を果たしたバーレーン、2023年の世界選手権にアジア代表として出場したイラン、今年開催されたアジア大会で銅メダルを獲得たクウェートなどの強豪国が出場。

決勝では、東京五輪の予選ラウンドや先のアジア大会準決勝で苦杯を喫したバーレーンに勝利し、全勝優勝でパリ五輪への切符を掴みました。

 

男子日本代表「彗星JAPAN」には、卒業生の杉岡尚樹選手(2017年商学部卒業、現所属:トヨタ車体ブレイヴキングス)、部井久アダム勇樹選手(2022年法学部卒業、現所属:ジークスター東京)、蔦谷大雅選手(2023年法学部卒業、現所属:ジークスター東京)と泉本心選手(法学部3年)が選出され、日本の優勝に貢献しました。

 

杉岡選手と部井久選手は東京五輪の出場経験を持ち、部井久選手は在学中、本学ハンドボール部の主軸として40大会ぶりのインカレ総合優勝に導きました。また、蔦谷選手と泉本選手もインカレ連覇の立役者として活躍。蔦谷選手は4年次にインカレ2連覇に、泉本選手は本大会直後に開催されたインカレで見事3連覇に貢献しました。

彗星JAPANで活躍した白門ハンドボーラーのみなさんからコメントをいただきました

杉岡選手(2017年商学部卒業、現所属:トヨタ車体ブレイヴキングス)©JHA/Yukihito Taguchi

杉岡 尚樹選手

パリ五輪アジア予選を優勝し、男子ハンドボールとしては36年ぶりの自力出場を勝ち取ることができました。その瞬間に立ち会えたこと、このチームの一員であることを誇りに思います。自分の中でも新しい目標ができましたし、出るだけでなくオリンピックで勝つことに意味があると思うのでさらに頑張って行きたいと思います。これからも応援よろしくお願いします!

部井久選手(2022年法学部卒業、現所属:ジークスター東京)©JHA/Yukihito Taguchi

部井久アダム勇樹選手

私たちハンドボール日本代表は36年ぶりに五輪アジア予選を優勝し自力でのパリ五輪出場を決めることができました。大会を通してチームの主力として勝利に貢献できた事は、選手としての自信にも繋がりましたし、大学時代からの成長を結果として感じられた事はとても良かったです。

こういった結果が得られたのも大学時代に中央大学からの手厚いサポートがあったおかげで、選手として沢山の経験ができ年々成長する事ができたおかげです。本当にありがとうございます。今後とも応援よろしくお願い致します。

蔦谷選手(2023年法学部卒業、現所属:ジークスター東京)©JHA/Yukihito Taguchi

蔦谷 大雅選手

パリ五輪アジア予選を終えて、率直に嬉しい気持ちです。 男子ハンドボール日本代表は、自力でのオリンピック出場ができない状況が長く続いていました。

日本代表の長きにわたる目標であった自力での出場。僕もなんとか結果を残して、アジア制覇することを目標にしていました。 ハンドボール人生の中での一つの目標が達成できたこと、素晴らしい経験ができたことに感謝いたします。

それもいつも応援いただいている皆さまのおかげです。ありがとうございます。引き続き応援のほどよろしくお願いいたします。

     泉本選手(法学部3年)©中央大学ハンドボール部       

泉本 心選手

「今回の大会は唯一の大学生としての出場となりました。試合にもあまり出場しないだろうと考えていましたが、出場機会も多く、準決勝、決勝とスタメンで起用していただき素晴らしい経験をすることができました。

これからまたパリオリンピックの厳しいメンバー選考が始まっていきますので、頑張っていきたいです。」

インカレ3連覇を達成した本学ハンドボール部 実方 智監督よりメッセージをいただきました

中央大学ハンドボール部 実方 智監督 ©中央大学ハンドボール部    

10月にパリ五輪アジア予選が開催され、36年ぶりに優勝しパリ五輪出場権を獲得しました。ハンドボール関係者にとって悲願の優勝です。

この日本代表に本学ハンドボール部のOBから3名(杉岡尚樹、部井久アダム勇樹、蔦谷大雅)、在学生(3年生)から1名(泉本心)、計4名が選出され、4名とも試合で活躍してくれました。監督としては嬉しい限りです。

 

中央大学ハンドボール部においては、本年11月のインカレで優勝し、インカレ3連覇を達成することができました。中央大学関係者のみなさまからの応援に感謝申し上げます。

思い返すと、一昨年40年ぶりにインカレで優勝し、そこで活躍したのが部井久アダム勇樹でした。また昨年のインカレ優勝の原動力となったのは蔦谷大雅でした。本年のインカレでは泉本心の活躍があり優勝することができました。

4名は、来年のパリ五輪のメンバーに選出されるよう頑張ってくれることを願っております。

今後の白門ハンドボーラーの活躍にご期待ください。

パリ五輪出場を目指す白門アスリートへの熱い声援をよろしくお願いいたします。

 

One Chuo

想いは、ひとつ。

 

☆白門ハンドボーラーの活躍をプレイバック!

日本ハンドボール協会ホームページ(試合結果等)

パリ2024オリンピック男子アジア予選 決勝戦アーカイブ(カタールハンドボール協会YouTubeチャンネル)

 

【関連リンク】

中央大学ハンドボール部の紹介はこちら

パリ2024オリンピック男子アジア予選 写真ギャラリー(写真は全て©JHA/Yukihito Taguchi)