スポーツ振興
アジアプロ野球チャンピオンシップ2023日本代表に牧選手、古賀選手、森下選手が選出
侍ジャパンに選出された古賀悠斗選手(左 ©SEIBU Lions)、牧秀悟選手(中央 ©YDB)、森下翔太選手(右 ©HANSHIN Tigers)
11月16日(木)から開幕する「アジアプロ野球チャンピオンシップ(APBC)2023」に、本学卒業生の牧秀悟選手(2021年商学部卒業、現所属:横浜DeNAベイスターズ)、古賀悠斗選手(2022年法学部卒業、現所属:埼玉西武ライオンズ)、森下翔太選手(2023年商学部卒業、現所属:阪神タイガース)の3名が日本代表選手として選出されました。
APBCは、日本・韓国・チャイニーズ・タイペイ・オーストラリアが主催する国際大会で、WBSC(世界野球ソフトボール連盟)公認試合の大会です。2017年に第1回大会が開催され、日本が優勝。2021年に第2回大会の開催が予定されていましたが、新型コロナウィルスの影響で延期となり、今年の開催となりました。
参加資格は24歳以下または入団3年目以下となっており、次世代の野球界を担う若手選手が集結します。
牧 秀悟選手
タイムリー2ベースを放つ牧選手。今シーズンはセ・リーグ最多打点者賞と最多安打者賞のタイトル2冠を達成 ©YDB
牧選手(内野手)は大学1年次からレギュラーを獲得し、東都大学野球リーグ(以下、東都)では在学中に4度のベストナインを受賞。3年次には首位打者や最優秀選手に輝くなど目覚ましい活躍を見せ、本学を15年振りのリーグ優勝に導きました。
また、大学4年次には日米大学野球選手権大会の日本代表に選出。侍ジャパン大学代表のメンバーとして全試合に出場し、16打数4安打5打点と日本の勝利に貢献しました。
卒業後は横浜DeNAベイスターズに所属。プロ1年目は137試合に出場し、リーグ3位の打率.314、22本塁打、71打点をマーク。プロ野球新人では史上初のサイクル安打達成など、様々な記録を塗替え「新人特別賞」を受賞しました。
逆転に繋がる安打を打つ牧選手。チームの主軸として活躍 ©YDB
プロ2年目は出場した135試合全て4番打者で起用され、打率.291、24本塁打、打点87とチームの主軸として活躍。そうした活躍が認められ、プロ3年目となる今春、日本を熱狂の渦に巻き込んだ2023WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)日本代表に選出され、日本の優勝に大きく貢献しました。
なお、今回のAPBC日本代表メンバーの中で唯一のWBC経験者とであり、井端監督からは「打線の中心はWBC経験者の牧秀悟」と4番に指名されています。
また、今シーズンは、セ・リーグ最多打点者賞と最多安打者賞のタイトル2冠を達成。勢いをそのままに、牧選手のAPBCでの活躍が期待されます。
牧 秀悟選手 ©YDB
牧 秀悟選手からメッセージをいただきました
「1年間熱いご声援ありがとうございました!個人としては2つタイトルを獲得できすごく充実したシーズンになりましたが、チームとしては悔しい思いをしてしまい、この思いを来年にぶつけて来年こそ優勝をしたいと思います。
アジアプロ野球チャンピオンシップ2023大会では、若い選手が集まって今後のプロ野球界にいい影響を与える大会だと思いますし、すごくいいアピールになる場なのでこの機会を大事にして前回優勝していますし、今大会も優勝したいです。
井端監督の元、本大会に強い思いを持って望んでいきたいと思います!」
古賀 悠斗選手
オープン戦でチームメイトに激を飛ばす古賀選手。今年は正捕手として100試合に出場 ©SEIBU Lions
古賀選手(捕手)は、高校2年秋に内野手から捕手に転向し、大学時代は強打・強肩の正捕手として活躍。2019年の東都春季リーグでは個人成績3位の打率を上げ、2021年の東都春季リーグではベストナインを受賞しました。
また、二塁送球はプロ捕手の平均とされる約1.9秒を上回る1.8秒台を記録し、アマチュアNo.1キャッチャーと高い評価を受けました。
卒業後は埼玉西武ライオンズに所属し、2年目となる今季は100試合に出場する主戦捕手として活躍。3人の投手を2ケタ勝利に導き、パ・リーグ2位の防御率に貢献しました。また、盗塁阻止率.412は、2位以下を5分以上引き離すパ・リーグ1位の成績で、セ・パ両リーグでも1位を誇る成績になります。打撃面でもチーム4番目に二塁打をマークするなど攻守にわたり活躍を見せました。古賀選手のAPBCでの活躍が期待されます。
古賀悠斗選手 ©SEIBU Lions
古賀 悠斗選手からメッセージをいただきました
「めったに経験できないことだと思いますので、同じキャッチャー選出の坂倉選手(広島)などから多くを吸収したり、普段バッテリーを組まない投手の皆さんとも積極的にコミュニケーションを取ったりして、キャッチャーとしてレベルアップしたいです。
自分を含めて中央大学から3名選出されたので、僕たちが学校を代表していいプレーを見せることができればと思います。」
森下 翔太選手
リーグ優勝、日本シリーズ優勝に大きく貢献 ©HANSHIN Tigers
森下選手(外野手)は、大学1年次の東都春リーグに全試合出場し、ベストナインを受賞。同年に日米大学野球選手権大会の日本代表に選出され、牧選手とともに日本の勝利に貢献しました。また、4年次の東都春リーグで2度目のベストナインを受賞する活躍を見せ、同年にハーレム・ベースボール・ウイークの大学日本代表に選出されました(怪我のため試合には出場せず)。
卒業後は阪神タイガースに入団。オープン戦では打率.314、3本塁打、8打点と、打撃主要3部門でチーム1位の成績を残すと、フレッシュオールスターゲームではMVPを獲得と、ルーキーとしての功績を残しました。
森下翔太選手 ©HANSHIN Tigers
また、クライマックスシリーズでは、ファイナルステージ初戦で放った同点ソロホームランが勝利への呼び水となり、日本シリーズでは第5戦の逆転三塁打をはじめとする7打点の新人記録を樹立。阪神タイガースの38年ぶりの日本シリーズ優勝に大きく貢献しました。
阪神のルーキーから、日本のルーキーへ。森下選手のAPBCでの活躍が期待されます。
世界の舞台で戦う3人の白門ベースボールプレイヤーの活躍に注目!
本大会は、3か国総当たりで予選を行い、1位と2位で決勝を戦います。現在のWBSC世界ランキングは、日本(1位)、韓国(同4位)、チャイニーズ・タイペイ(同5位)、オーストラリア(同11位)。大会2連覇に向け、井端弘和新監督体制の「新生・侍ジャパン」が初の国際大会挑みます。
WBCの模様はテレビ朝日系列地上波、TBS系列地上波、PrimeVideo(ネット配信・初月30日無料)等で放送予定です。詳細は下記の放送・配信予定表をご確認ください。
世界に挑戦を続ける牧選手、古賀選手、森下選手。
白門アスリートへの熱い声援をよろしくお願いいたします。
One Chuo
想いは、ひとつ。
☆牧秀悟選手、古賀悠斗選手、森下翔太選手を応援しよう!
テレビ朝日系列地上波、TBS系列地上波、Prime Video(ネット配信・初月30日無料)等で放映予定
※放送時間は変更になる場合があります。詳しくは表内リンク先の放送局ホームページ等でご確認ください)
放送日時 |
対戦カード | 中継局 | 放送時間 |
11月16日(木)19:00 |
日本ーチャイニーズ・タイペイ |
Prime Video |
18:30~ 試合終了まで |
11月17日(金)19:00 | 日本ー韓国 | 18:50~21:54 | |
Prime Video |
18:30~ 試合終了まで |
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11月18日(土)12:00 | 日本ーオーストラリア | テレビ朝日系列地上波 | 12:00~14:00 |
BS朝日 | 14:00~試合終了まで | ||
Prime Video | 11:30~試合終了まで | ||
11月19日(日)11:00 | 3位決定戦 | Prime Video | 10:30~試合終了まで |
11月19日(日)18:00 | 決勝 | BS TBS | 18:00~19:00 |
TBS系列地上波 | 19:00~試合終了まで | ||
Prime Video | 17:30~試合終了まで |
【関連リンク】
テレビ朝日「アジアプロ野球チャンピオンシップ2023」公式HP