スポーツ振興

MGCで白門ランナーが健闘!~堀尾謙介選手と大石港与コーチ~

10月15日(日)に開催されたパリ五輪代表選考会「マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)」で、堀尾謙介選手(2019年本学経済学部卒、現所属:九電工)が2時間9分53秒で6位に入賞しました。また、本学陸上競技部長距離ブロックコーチの大石港与氏(2011年本学法学部卒、現所属:トヨタ自動車所属)は、2時間14分35秒(32位)でゴールしました。

昨年の九州実業団毎日駅伝でチーム2位の成績に貢献する走りを見せた堀尾選手(写真提供:株式会社九電工)

スタート時の気温は14.4度、容赦なく冷たい雨が降り続ける厳しいコンディションの中行われた本大会。2回目のMGC出場となった堀尾選手は、終盤まで先頭集団で積極的なレースを展開しました。29㎞地点で2位集団の先頭グループに追い上げると、35kmを越えた時点で第2集団のトップへ。その後37kmを過ぎたところで勝負に出て首位にも立ちましたが、その後ラストまではトップ集団による攻防が繰り広げられ6位でフィニッシュ。

また、MGC初出場の大石コーチは、悪天候の中30km付近まで2位集団で健闘の走りを見せ、32位でゴール。「たくさんの声援が本当に励みになりました」というコメントをいただきました。

昨年の仙台ハーフマラソンで4位の力走を見せた大石コーチ(写真提供:トヨタ自動車株式会社)

今回は惜しくもパリ五輪出場権を逃しましたが、堀尾選手と大石コーチの力走は、沿道やテレビで応援する人々に熱い感動を届けてくれました。

 

パリ五輪への残り1つの出場枠は、今年12月から始まる「MGCファイナルチャレンジ」の対象レースである「福岡国際マラソン」「大阪マラソン」「東京マラソン」で設定タイムの2時間5分50秒を突破した最上位選手に付与されます。

(なお、2024年3月末時点で設定タイムをクリアした選手がいない場合は、本体会3位の選手が五輪内定)

この度は、堀尾選手と大石コーチへの温かい応援をいただきありがとうございました。

引き続き、パリ五輪へ挑戦を続ける2人への熱い応援をよろしくお願いいたします。

 

One Chuo 

想いは、ひとつ。