レスリング部

レスリング部 東日本学生レスリング春季新人選手権大会

2015年06月29日

6月24~26 駒沢オリンピック公園体育館

武士 フリーで表彰台

 2年生までが出場できる新人戦のフリースタイル65㎏級で、新入生の大橋武士(法1)が3位に入賞した。中大から出場した13名のなかで、唯一の表彰となった。「一人表彰がいたから、なしよりはいいね。下級生は全体的に体力不足。このままでは通用しない」(曽根田監督)。夏の強化期間を過ぎれば、インカレ、大学選手権など大規模な大会が続く。指揮官は、危機感をつのらせた。

▲グレコ66㎏級でも、長いストロークを生かして果敢に技をかけた

 「(2年生の)先輩と当たることが多かったので、思いっきりやりました」。唯一中大勢で表彰となった新人は、試合後のチーム席で笑顔を見せた。高校時代は60㎏級の選手だったが、階級を上げての出場となった。「階級を上げて出させている」と監督。体重では他の選手に比べ不利なものの、長い手足を生かしたレスリングをさらに伸ばしていけると見込んだ。武士自身もフリー65㎏級、グレコローマン66㎏級に照準を合わせている。「相手の下に入っても持ち上げるのが大変です。上の階級で戦っていけるように体を作っていきたいと思います」。

 けがによる棄権者が多く、力を発揮しきれなかった中大勢。「下級生同士の戦いで勝てていない。やばいよ。仕切り直さなくては」。8月下旬にはインカレ、10月、11月にはそれぞれグレコローマン、フリーの大学選手権も控える。本格的なシーズンを前に、監督は危機感をあらわにした。1、2年生が大きな大会で勝ち残っていけるかは、今後の強化に懸かってくる。

◆大会結果 フリースタイル65㎏級 ③武士