レスリング部

レスリング部 東日本学生レスリングリーグ戦

2015年05月23日

5月20〜22日 駒沢オリンピック公園体育館

主将全勝もリーグ上位入賞ならず

 3日間に渡って行われたリーグ戦。中大はランダムに振り分けられた最初のブロックで3連敗を喫し、上位争いのブロックに入ることができなかった。その後の13位から16位を争う連戦では連勝をしたが、悔いが残る結果となった。

初戦の日大戦。高橋主将は柏田に勝利すると、右手を上げてポーズを決めた

 「自分は全勝できたけど、(チームが)負けて悔しい」(高橋尚希主将・文4)。3日目の競技終了後、勝ち頭であり、チームの主柱である主将が気持ちを述べた。今大会は1部に所属する16チームが4つのブロックに分かれ、総当たり戦を行う。その対戦結果にもとづき、各ブロックの順位ごとに再びブロックに分かれ、全体の順位を決める。中大は最初のブロックでの対戦で、日大、拓大、青学大に連敗し、各ブロックの4位で構成されるブロックに入ってしまった。厳しい結果となった中大。特に「青学大には勝たないといけなかった」と高橋主将。敗因には、チーム全体の練習不足を挙げた。

 2日目から行われたブロックの総当たり戦では東海大に全勝、東農大が棄権のため不戦勝と連勝する。最終日、法大には4-3で辛くも勝利した中大。この連戦で連敗すると入替戦に進むという危機もあったが、なんとか3連勝でリーグ戦を終えた。

▲藤田(青学大)と対峙する高橋主将

 高橋主将は出勝した試合で全勝を果たし、チームの危機を救う。山場は藤田(青学大)との試合。インターハイ覇者を相手に前半からポイントを奪い、8-3で勝利した。「格上っぽい相手に勝てたのでよかったです」と笑ってみせた。年一回のチーム戦であるリーグ戦。「来年は上位に入れるよう、後輩を指導していきます。これから強くしていきます」と、自身が引退した後の後輩の活躍を見据えた。今後は主将として個人の結果をどこまで伸ばせるかに期待が懸かる。「インカレ、内閣(全日本大学選手権)で優勝します」。リーグ戦全勝と結果でチームを引っ張った主将が、個人の大会で頂点を狙う。

◆試合結果

1部予選Dグループ

中大1-6日大◯

中大1-6拓大◯

中大2-5青学大◯

④中大

13~16位決定戦

中大7-0東海大●

中大4-3法大●

⑬中大

※東農大戦は東農大棄権のため不戦勝

写真・記事:「中大スポーツ」新聞部