レスリング部

レスリング部 JOC全日本ジュニアレスリング選手権大会

2015年04月28日

4月25、26日 横浜文化体育館

JOC杯 表彰なしに終わる

 JOC杯は25、26日に横浜文化体育館で行なわれ、中大からはフリー、グレコローマンスタイルに合わせて14人が出場した。ジュニア選手の強化育成の一環として行われているこの大会。下級生にとっては、今シーズン最初の全国規模の大会となる。入賞者は出なかったものの、1年生6名を含めた出場メンバーは、日頃の練習の成果を確かめた。

藤堂、早川(京都八幡高)との一戦 ▲3回戦試合終了間際、タックルのチャンスをうかがう藤堂

 2日目の競技に新入生で唯一残った藤堂修人(文1)が、3回戦で早川(京都八幡高)を相手に粘りのレスリングを見せる。前半1分半までは両者譲らない互角の戦い。2分前に先制点を許すも、そこから得点を許さず、逆転も射程圏内に収めたまま試合は後半にもつれ込んだ。しかし試合終了15秒前、機会をうかがっていた早川に背後を取られ、追加2点を浴びた。残り時間はわずかで、反撃も及ばなかった。「のびのびとやっていきたい」と意気込んでいた藤堂だが、昨年のカデットの部50㎏級銀メダリストを前に敗北を喫した。早生まれ年長出場となった下司弘樹(文3)、増田拓真(法3)は初戦で敗れた。

 かつては表彰台にのぼる選手もいたJOC杯だが、近年は苦戦が続いている。「全体的に体力で負けている。それに、雑なレスリングが目立った。1点くらい取られていいという気持ちのほころびがある」(曽根田監督)。初日の競技で中大勢は、フリースタイル55㎏級の石田昂汰(経2)、藤堂を残し敗退。試合終了後、指揮官は顔をしかめた。

◆大会結果 ◯3回戦敗退=石田、藤堂

東日本学生リーグ戦が5月20日から3日間の日程で行われます。会場は駒沢オリンピック公園体育館です。ぜひ、応援に足をお運びください!