レスリング部

レスリング部 全日本大学レスリンググレコローマンスタイル選手権大会

2014年09月28日

9月25・26日 駒沢体育館  
山﨑、主将の意地見せ5位
 グレコローマンの大学日本一を決める大会で66㎏級の山﨑拓馬主将(法4)が5位と奮闘した。各大学からそれぞれの階級に代表選手が一人ずつ出場するこの大会。中大勢は130㎏級日坂侃生(法2)が準々決勝で敗退、75㎏級瀧澤廉太郎(法4)が敗者復活戦2回戦で敗れるなど各階級ふるわなかった。そんな中で、階級を一つ上げた不利な条件にもおくせず「チームを盛り上げたい」と主将の意地を見せた。
 初戦から順当に勝ち進むも、準々決勝で優勝候補の雨宮(山梨学大)にストレート負けを喫した。雨宮が決勝に進出したため山﨑主将は敗者復活戦へ。初戦は西原(国士大)に対し前半から優勢で試合を進めた。後半寝技に持ち込むと一気にローリングで相手を突き放し、3位決定戦に進出した。

 インカレで負けたことのある森(九州共立大)との試合となった。3位入賞の懸かった試合に「チームを盛り上げたい」と臨み、前半から果敢な攻めを見せる。2点ビハインドで折り返すと、後半開始30秒にタックル、続いてローリングを決めリード。しかし中盤に投げ技で引き離されてしまう。「動きはよかったが、ちょっとした隙で取られてしまった」(曽根田監督)。最後まで粘るも、森にあと一歩及ばなかった。

 「階級を上げて練習してきて、試合ではその成果が出たが、最後は詰めが甘かった。勝てない相手ではなかったので、めちゃくちゃ悔しい」と山﨑主将。曽根田監督は「ここまで上がってこられるのは力があるということ。キャプテンの意地を見せてくれた」と健闘をたたえた。

 大学対抗得点では
4.5点と入賞に遠く及ばない結果となった今大会。66㎏級以外の階級ではベスト8に入る選手もいないのが現状だ。「実力のある選手が活躍できていない。結果として受け止めなくては」と曽根田監督。次の大会は11月に行われる大学選手権。実力を発揮できるよう、照準を合わせていく。

◆大会結果
66㎏級⑤
山﨑主将

写真・記事:「中大スポーツ」新聞部