ラグビー部

ラグビー部・関東大学リーグ戦対関東学院大

2016年10月10日

10月2日 熊谷ラグビー場

前半苦しむも12点差をひっくり返し逆転勝ち!

 法大に敗れ、大学選手権出場へこれ以上の負けは許されない中大フィフティーン。前半はミスを連発し波に乗れなかったが、後半途中出場の住吉藍好(経4)の2トライを含む4トライを奪い逆転勝ちを収めた。

伊藤 トライ

▲トライを決め喜ぶ選手たち。トライを決めた伊藤大地(14番)はもみくちゃに

 前半、浜岸峻輝主将(経4)のペナルティーゴールで幸先良く先制する。この日、浜岸主将は全てのゴールキックを成功。「自信にはなるが、このレベルのプレーをいつもできるようにしないといけない」(浜岸主将)。しかし、関東学院大の鋭い出足にミスを連発、3トライを奪われ10-22とリードされ前半を折り返す。

住吉 トライ

▲2トライを決めた住吉

 ハーフタイム、浜岸主将は「このままだと先々週(法大戦)と同じ結果になってしまう。エンジンをかけていこう」と檄を飛ばす。後半、互いに1トライを取り合って迎えた24分。途中出場の住吉がグラウンドで躍動する。密集から抜け出し、ディフェンスを振り切ってのトライ。さらに42分にはラックからトライを奪うなど、立て続けに2トライ。「流れを変えることが自分の役割だと思っていた」という住吉。沈みかけたチームは息を吹き返し逆転、38-29で勝利した。

 前半はミスが見られたものの、後半は立て直し何とか勝利をつかんだ。「アンラッキーなトライもあったが、選手が落ち着いてやってくれた」と松田監督は選手の精神力の強さを讃えた。来週は昨年は対戦こそなかったものの相性のよくない日大戦。大学選手権出場に向け、負けることのできない戦いが続く。「いつも通りやれば必ず勝てる」(住吉)。大きな価値のある白星を挙げこれで2勝1敗、中大はここから連勝街道を突っ走っていく。

結果

記事・写真:「中大スポーツ」新聞部