ラグビー部

ラグビー部・関東大学リーグ戦対法大

2016年09月27日

9月18日 秩父宮ラグビー場

「ヤマ場」を落とし痛い敗北

 拓大との開幕戦を快勝した中大。2戦目は選手や監督が「ヤマ場」と評す法大との対戦となった。序盤からロースコアになる試合展開に。前半、リードされた中大は後半追い上げを見せるも、10ー14で敗北。勝敗を分けたのはラインアウトのミスだった。

▲ラインアウトでのミスが目立った

 前半は互いに攻め手を欠く。法大が1トライ1ゴールを決めた以外はミスやボールを奪われるなどで、得点が奪えない。中大は敵陣でのミスが多発。まさかの無得点となり、0-7で前半を終える。  

▲突破を図る伊藤大地(法3)

 後半序盤、浜岸峻輝主将(経4)のペナルティキックで3点を返す。中盤に入り、28分には敵陣でのスクラム、モールから形を作り、最後は白井吾士矛(法3)のトライで追い上げる。しかし、一歩及ばず、10ー14で敗れてしまった。

▲この試合唯一のトライを決めた白井

 特に目立ったのはラインアウトのミスである。敵陣22㍍付近でしっかりボールを通せばトライを演出できるといったところで失敗してしまい、相手ボールになってしまった。「(風の影響は)ない。(ミスは)メンタルの面で出してしまった」と松田監督。絶対に勝たないといけない試合で、かかるプレッシャー。それを跳ね返すことができなかった中大に、勝利の女神はほほ笑んでくれなかった。

 大事な試合をものにできなかった中大。「とにかく1つ1つの試合を大事にしていきたい。いい準備をして、いいプレーをしたい」(浜岸主将)。大学選手権出場に向けて、負けてはいけない試合が続く。

記事・写真:「中大スポーツ」新聞部