ラグビー部

ラグビー部 関東大学春季交流大会対大東大

2015年06月26日

6月21日 大東大グラウンド

逆転勝利! 春季交流大会優勝

 雨の中行われた大会最終戦。最後の相手は大東大だ。前半はリードを許し、突き放されるも、後半に3連続でトライを決めるなどして逆転。接戦を制し、春季交流大会Bブロック優勝が決まった。

▲試合終了後、喜びを爆発させる選手たち

 大東大のキックオフで試合が始まる。序盤は相手のペース。力で押してくる相手に圧倒された中大は自陣でのプレーが続く。前半7分にトライを先制され、12分にもトライを決められてしまう。しかし、中大もパスを展開しながら果敢に攻める。前半21分、ラインアウトからモールで押し込んだ後、パスを井村兼人(経3)に回してそのままトライを奪った。ゴールキックも浜岸峻輝(経3)が決める。だが、ここからは互いに譲らない状態が続く。大東大がトライを決めると、中大はフェイントで相手を翻弄した重松隆宏(文1)がトライ。さらに、相手のボールを奪った西野嘉修(文4)が高悠也(商4)にパスをつないでトライを奪う。しかし負けじと大東大もトライを決める。加えて、前半終了間際に大東大にペナルティゴールを決められる。点差が開き、苦しい展開になったところで前半終了。19-27で折り返す。

▲トライを決めるなど活躍を見せ、勝利に貢献した重松

 後半、開始直後に大東大にトライを許してしまう。流れを渡したくない中大は住吉藍好(経3)を投入し、早い展開に持ち込む。流れに乗ってきた中大は後半13分、フェイズを重ねてパスをテンポよく回して西野がトライ。その後も16分に白井凱人(文3)が、26分には浜岸が、相手のミスをチャンスにしボールを奪うと、そのままトライ。逆転した。浜岸はキックも成功させる。本日5本目の成功だ。しかし、反撃を狙う大東大がラストプレーでトライを決める。相手のキックが成功するかどうかで勝敗が決まる気が抜けない状況に。全員でプレッシャーに向かったからか、相手はキックを外しそのまま試合終了。40-39の1点差で勝利を収めた。試合終了の笛に合わせて、選手もベンチも歓喜した。

 松田監督は、「4トライ以上奪ってポイントをとることを目標にした」と、攻撃力の強さについて語った。ブロック優勝の要因としては「公園で練習したりしたが、練習環境を言い訳にしないことが勝利につながった」と述べた。今大会、全試合4トライ以上あげることができた中大。秋のリーグ戦にも期待が懸かる。

写真・記事:「中大スポーツ」新聞部