ラグビー部

ラグビー部 関東大学春季交流大会対山梨学大

2015年06月15日

6月14日 山梨学大グラウンド

前後半ともに上回り、完全勝利!

春季交流戦も後半に突入した、第4戦の相手は山梨学大。外国人選手を中心にパワーで攻めてくるチームだ。その相手に走り勝って11トライを挙げ、気づけば40点差をつけての圧勝。1年生の活躍も光り、中大は3勝目を手にした。

前半、中大のキックオフで試合が始まった。前半1分、パスを展開し山本将也(文4)がトライ。ゴールキックを浜岸峻輝(経3)がきっちり決め、先制した。試合の立ち上がり、調子の上がらない山梨学大を相手に、前半5分に再び左サイドからパスを展開し敵陣に攻め入る。最後は浜岸が右サイドに抜け出してトライを決め、そのゴールキックも浜岸が決める。角度の難しいゴールキックを見事に決め、山梨学大の控え選手たちからも「うまっ!」との声が上がった。勢いに乗った中大は、右サイド敵陣22m付近でラインアウトからモールを形成。そのまま押し込んで山本がトライ。フォワードの存在感も示した。さらに、敵陣10m付近での山梨学大のパスミスから高悠也(商4)が拾い、走ってそのままトライ。ゴールキックも浜岸が決めて28-0と引き離す。

▲相手も驚くほどのゴールキック決定率を見せた浜岸

しかし、前半23分。中大のノックオンで、中央付近での山梨学大ボールのスクラムから、左サイドに抜けられてトライを許す。前半27分にもトライを決められ、さらに前半34分。密集での衝突で山本と井村兼人(経3)が倒れ、数で劣った中大は立て続けにトライを決められた。3本ともゴールキックも決められ、28-21と追い上げられた。このまま終われない中大は、前半37分、浜岸から小野雄貴(商4)につないでトライ。ここでもゴールキックを浜岸が決め、35-21。前半を中大の得点で終えた。

▲相手のタックルをかわし抜け出した小野

 後半、序盤は山梨学大がボールを保有する時間が増える。防戦を強いられたが、決め手を許さずしのぐ。後半12分敵陣ゴールライン直前のラックから赤池海(法4)が抜け、トライ。ゴールキックを浜岸が決め、後半も先制した。直後に山梨学大にトライとゴールキックを決められたが、そのあとの後半16分、小野から西野へとフォワードがつないで前進し、バックスに展開。浜岸から渡辺広人(経4)とつなぎ、最後は高がトライ。ゴールキックは後半から出場した木津谷元気(文1)が決め、49-28。その後山梨学大に1トライ1ゴールを許すも、立て続けに高橋真太(経1)が2つ、住吉藍好(経3)、山下諒之主将(法4)がトライを決める。浜岸はゴールキックを3本決め、75-35で試合終了。終盤に怒涛の4連続トライで試合を締めた。

▲1年生ながら2トライを挙げた高橋

最終戦の大東大戦に向けていい流れをつくった中大。この勝利で3連勝となった。最終戦も勝利で飾り、リーグ優勝で終わることができるか。勝負は6月21日の大東大戦に懸かっている。

写真・記事:「中大スポーツ」新聞部