ラグビー部

ラグビー部 関東大学春季交流大会対筑波大

2015年06月01日

5月31日 中大グラウンド

新たな戦力が躍動! 強豪筑波大に大勝する

▲一つ目のトライを決める水嶌拓也(商3)

照りつける日差しの中、大会3戦目を迎えた。中大は昨年の大学選手権で準優勝した筑波大相手に10トライを奪う快勝を収める。バックス、フォワード共に噛み合い、厚みのある攻撃を見せた。中でも輝きを見せたのは新たな戦力であるフォワードの3年生コンビだ。

▲トライ後、喜びの表情を見せる選手たち(左から床田裕亮(文2)、水嶌拓也(商3)、西野嘉修(文4))

中大のキックオフで試合が開始する。中大はボールを支配するも、得点することができない。それでも攻め込む中大は10分、渡辺広人(経4)が左サイドにロングパスを送り、ノーマークの高悠也(商4)がキャッチし、そのままトライ。ゴールキックを浜岸峻輝(経3)が決め、7点を先制する。続く20分にもバックスの展開から井出三四郎(法3)がトライし、リードを広げる。1トライ1ゴールを取られるが、25分と35分に相手ディフェンスから抜け出し、水嶌拓也(商3)が立て続けにトライを決める。前半終了間際には赤池海(法3)がディフェンスを抱えながら強引にトライ。両者は昨季、ほとんどベンチに入ることができず、今季からスタメンに抜てきされ、活躍を見せているニューフェイスだ。新たな戦力が結果を残し、33-7と大量リードをし、前半を終える。

▲ダメ押しのトライを決める西野嘉修(文4)

 後半開始早々、筑波大に得点を許すも、直後に昨年は多く見られたラインアウトからモールで押し込む戦法を見せ、そのまま山本将也(文4)がトライを決め、流れを渡さない。15分にトライを許すも、24分には浜岸の華麗なバックパスから井出が二つ目のトライを決める。直後にもフェイズやパスで攻め込み、西野嘉修(文4)がトライ。このトライで本日8つ目。30分には途中出場の天田親吾(文3)にもトライが生まれる。試合終了間際には渡辺が右サイドにトライを決め、試合終了。大量10トライ、7ゴールで相手を終始、圧倒した中大が64-28で勝利した。

 昨年の大学選手権、中大は勝利を挙げられず、一方筑波大は準優勝と対照的な結果であった。まだ今年のシーズンは始まっていないが、今日の結果だけ見れば両チームの実力は中大の方が上だ。中大は昨季活躍した選手と新たに活躍を見せている選手との攻撃がうまく噛み合っている。日々成長する中大の戦いに注目だ。

写真・記事:「中大スポーツ」新聞部