ラグビー部

ラグビー部 関東大学春季交流大会対青学大

2015年05月21日

5月17日 中大グラウンド

逆転で今大会初勝利を飾る

▲勝負を決定づけるトライを決めた住吉藍好(経3)

5月中旬とは思えないほど、強い日差しが照りつける中大グラウンドで青学大との対戦を迎えた。前半リードされた中大は後半、5つのトライを集め、52ー38と逆転勝利。強力な攻撃陣が機能し、今大会初勝利を挙げた。

中大のキックオフで試合が開始する。前半5分、FWがフェイズを重ね、敵陣に攻め立てると高悠也(商4)が最後は左サイドにトライを決める。続く15分には敵陣10m付近で高が抜け出すと、最後は渡辺広人(経4)が右隅にトライ。21分にも高がトライを決め、直後に浜岸峻輝(経3)がゴールキックを成功し、大量リードを奪う。しかし、ここから2連続トライ、ペナルティゴールを決め、同点に追いつかれると、後半ラストプレーにもう一つトライを決められ、17ー24で前半を終える。

▲前半にトライを決めた渡辺広人(経4)

逆転したい後半、7分にトライを決められ、点差を離される。流れを変えたい中大は長谷川新波(総3)に代わり、住吉藍好(経3)が出場。その住吉が交代早々、敵陣22m付近で攻め込み、最後は水嶌拓也(商3)がトライする。直後にはFWが敵陣深くまで押し込み、井出三四郎(法3)に繋ぎ、中央にトライを決めた。ゴールキックも浜岸が成功させ、同点に追いつく。勢いに乗った中大は26分、敵陣22m付近の中央から浜岸がキックパス。そのパスを高がキャッチし、そのままトライして逆転に成功する。しかし35分にトライを決められ、再び同点と競った展開に。互いにトライを取り合う試合に決着をつけたのは住吉だった。敵陣で相手のキックをカットし、そのこぼれ球を住吉がキャッチし、そのままトライを決めた。ロスタイムにも渡辺が二つ目のトライを決め、52ー38で勝利を挙げた。

勝利を挙げた中大だが、山下諒之主将(法4)山本将也(文4)など昨年、主力で活躍していた選手がいない状態で高い得点力を見せている。特にバックスでの得点が増えている。一人一人の技術が向上している中で、今後どんな戦いを見せてくれるのか楽しみだ。

◆試合結果

中大52ー38青学大

写真・記事:「中大スポーツ」新聞部