ラグビー部

ラグビー部・関東大学春季交流大会対慶大

2015年05月06日

5月2日 慶大グラウンド

慶大相手に善戦するも惜敗

▲試合後、あいさつをする選手たち

5月初めとは思えないほど暑い気候で迎えた春季交流戦の初戦。中大は昨年の大学選手権で敗れた慶大と試合を行った。前後半ともに競った展開となったが、あと一歩及ばず、24ー29で敗戦。前回、敗れた相手に雪辱を果たすことができなかった。

▲前半終了間際、トライを決める井出三四郎(法3)

中大のキックオフで前半が始まる。主導権を奪いたい中大は7分、敵陣22m付近のラインアウトから展開する。パスをうまくつなげ、白石凱人(文3)が相手ディフェンス中央を突破し、そのままトライを挙げる。直後のゴールキックを浜岸峻輝(経3)が決め、7点を先制する。いい流れを作ったかに思えたが、慶大も負けじと9分、21分と立て続けにトライを決める。リードを奪いたい中大は先日のセブンスでも活躍した住吉藍好(経3)、伊藤大地(法2)の両選手が巧みなフットワークでディフェンスを翻弄し、チャンスを作る。すると、前半終了間際、センター付近のラインアウトから展開し、トライを決めた白石が抜け出す。最後は井出三四郎(法3)がトライを決め逆転。12ー7で前半を終える。

▲相手ディフェンスの突破を図る高悠也(商4)

中大リードで迎えた後半。最初に得点を奪ったのは慶大だった。2分にトライを決められ、あっさりと逆転されてしまう。しかし、直後の8分に左サイドを突破した小野雄貴(商4)がそのまま持ち込みトライを決め、再逆転する。13分にトライを奪われ、またも逆転されるが、18分に井出がボールを奪うと、右に展開し、渡辺広人(経4)がトライを決め、これで24ー24の同点。強敵相手に流れを渡さない。その直後、一瞬の隙をつかれ、トライを奪われる。ビハインドの展開になるが、昨年も活躍した高悠也(商4)をはじめとするバックスが敵陣深くへと攻め立てる。何度もトライ寸前までいくが、あと一歩足りず、試合終了。24ー29で敗戦となった。

敗れたものの、強敵慶大相手に互角に渡り合った。昨年の試合では押されていたスクラムも後ろに動くことはなかった。特に後半終盤は何度も攻め立てた。相手ディフェンスがキックで逃げる場面が見られ、相手を圧倒していた。中大が大学ラグビーを盛り上げるのは間違いなさそうだ。

写真・記事:「中大スポーツ」新聞部