ラグビー部

ラグビー部 全国大学選手権セカンドステージ対京産大

2015年01月23日

最終戦を勝利で飾れず 大学選手権終える

12月27日 キンチョウスタジアム

 大学選手権セカンドステージ最終戦。未だ勝利がない中大は関西大学リーグ2位の京産大との対戦。先制トライを挙げるなど京産大相手に善戦したがその後攻め込まれ、8-31で敗戦。中大は大学選手権未勝利で今季を終えた。

 中大のキックオフで始まった試合、前半から京産大の猛攻を受ける。中大のミスもありゴール前まで攻め込まれる展開が続くが、全員で必死に守り得点を与えない。攻撃に転じたい中大は14分、自陣でのスクラムから佐野瑛亮(商1)が突破し敵陣に攻め込む。整っていない相手のディフェンスにつけこみ外へボールを回す。最後は伊藤大地(法1)がトライ。1年生コンビでチャンスを作り得点を挙げた。しかしその後は攻め込まれ、30分台に立て続けにトライを決められ5-12で前半を折り返す。

 後半、最初の得点を奪ったのは中大。3分に敵陣22mライン付近で相手のペナルティから浜岸峻輝(経2)がペナルティゴールを決め、点差を4点に詰める。そのまま流れに乗りたかったがチャンスを作るも得点を奪うことができない。その後は「相手に攻め込まれて敵陣に攻め込むことができなかった」(木上鴻佑・法4)と防戦一方。トライを決められるなど徐々に点差を離され8-31で敗れてしまった。

 試合後、松田監督は「最終戦、なんとか勝利したかった」と悔しさをにじませた。大学選手権での勝利はなかったが「しっかりと(1試合1試合)守りぬくことができた」と木上。檜山翔一主将(経4)は「来年のチームには今年以上の結果を期待したい」と後輩たちへの思いを述べた。来季へさらなる高みを目指し中大は成長し続ける。