ラグビー部

ラグビー部 全国大学選手権セカンドステージ対慶大

2014年12月16日

慶大に敗戦

 リーグ戦を5位で終え、2年連続の大学選手権出場を果たした中大。セカンドステージは流経大、京産大、慶大と対戦するBブロックに入った。チームの目標である大学選手権ベスト4を懸けて臨んだ初戦。前半に小野雄貴(商3)のトライなどで一時リードを奪うも、後半に突き放された。14-34で敗れ、初戦を白星で飾ることはできなかった。

 前半、慶大のキックで試合が始まった。4分にモールからトライを奪われ先制を許すと、その後も自陣でのプレーが続く我慢の展開に。それでも低いタックルと前に出るディフェンスで耐え続けると、徐々に流れは中大に傾く。相手ペナルティから敵陣へ攻め込み、小野の突破などで好機を作る。すると24分に22mライン付近でのラックから展開し鈴木健士郎(法4)が左隅にトライし同点に追いつく。さらに敵陣で展開し35分にもモールから攻め込み小野がインゴールに飛び込み勝ち越す。一方の慶大もラストプレーでトライを奪う意地を見せた。14-14と拮抗した展開で前半を折り返す。

 後半、開始早々に敵陣でボールを奪いチャンスを作るが、ノックオンでチャンスを逃す。すると「後半ちょっとしたミスから自陣で攻められるシーンが増え、(相手を)止めきれなかった」(松田監督)。徐々に慶大に押し込まれ、12分にトライを奪われ勝ち越しを許す。その後は慶大のテンポの良い攻撃に受けに回る時間が増え、トライとドロップゴールを決められた。逆転を狙う中大も何度か敵陣に攻め込むものの、35分には逆にカウンターからダメ押しとなるトライを許し、14-34で敗れた。

 次戦の相手は流経大。リーグ戦ではサヨナラトライを許し敗れた相手だ。「勝ってリーグ戦の借りを返す」と檜山翔一主将(経4)。負けられない戦いが続く。