ラグビー部

ラグビー部 関東大学リーグ戦対流経大

2014年12月12日

リーグ戦覇者に惜敗 リーグ戦5位で大学選手権へ

11月30日 秩父宮ラグビー場

 3勝3敗の五分で迎えた流経大とのリーグ最終戦。流経大相手にリードするもラスト10分でトライを立て続けに取られ、21-26で競り負けた。中大は3勝4敗の5位でリーグ戦を終えた。
 昨日、日大が法大に負けたため、中大の大学選手権出場が決まった。中大は今日、勝利を挙げ少しでも順位を上げたい。前半序盤は中大が主導権を握る。相手の反則を誘い、試合を優位に進める。しかし、あと一歩のところで攻めきれず得点を奪えない。すると35分に流経大に先制となるトライを奪われる。中大も38分、敵陣での相手の反則から浜岸峻輝(経2)がペナルティゴールを決めた。前半を3-7のロースコアで折り返す。

 逆転したい中大は後半7分、高悠也(商3)が個人技で持ち込み、惜しくも直前でサイドラインを割ってしまいトライにはならなかったがチャンスを作る。相手にリードを広げられた後の17分、得意のモールから檜山翔一主将(経4)が押し込みトライを奪う。22分、25分には「ロースコアだったので(チャンスがあれば)狙っていった」と浜岸がペナルティゴールを決め逆転する。直後の28分には途中出場の伊藤大地(法1)が「おいしいとこどり」と振り返る通り完璧に相手ディフェンスを崩しトライ。点差を7点に広げた。だが、試合はこのままで終わらなかった。「ラスト10分でミス、ペナルティがかさんで点をとられてしまった」と檜山主将。35分、そしてロスタイムにトライを奪われ21-26で敗戦。最終戦を勝利で飾ることができなかった。
 今日の試合は「中大ラグビー部1万人大作戦」という取り組みのもとで行われ、6126人もの人が秩父宮ラグビー場に集まった。「たくさんの人が応援に来てくださって勝てなかったのは本当に申し訳ない。でもこの声援の中でプレーした選手たちは幸せ」と松田監督。大学選手権では応援してくれる人たちへ感謝の気持ちを込め一戦一戦、戦っていく。