ラグビー部

ラグビー部 関東大学リーグ戦対東海大

2014年11月18日

ペースをつくれず敗れる
11月15日 ニッパツ三ツ沢球技場

体格差のある相手をタックルで止める井坂健人(法4)

 山梨学大戦、大東大戦と連勝し、勢いに乗る中大。第6戦は東海大との対戦だったが、「自分たちがやろうとしたことをやれなかった」(酒井コーチ)。体格に勝る東海大に、終始主導権を握られる展開が続き、0-52と敗北。リーグ戦成績は3勝3敗となった。
 開始6分、東海大がラインアウトから速いパスを展開。中大は持ち味である低いタックルでディフェンスするも、最後は中央を突破され、最初のトライを決められた。ゴールキックも成功し、先制される。反撃に出たい中大は、相手のパスミスからボールを奪い、突破口をつくるなど果敢に攻め入る。しかし、パスが通らずトライにはつながらない。21分、東海大が左サイドのラインアウトからモールを形成し、そのまま押し切ってトライ。ゴールキックも決められ、0-14と点差を広げられた。31分には、中大のペナルティから攻め込まれ、トライを許す。前半を0-21で折り返すこととなった。

抜け出してチャンスをつくる井出三四郎(法2)

 後半に入ると、序盤、右サイドで高悠也(商3)が抜け出すなど、相手陣地で何度かチャンスをつくる。しかし、相手ディフェンスのタックルに止められ、決めきることができない。そして9分、東海大の留学生選手から攻め入れられ、トライを決められる。ゴールキックは失敗したものの、追加点を決められた。直後の12分にもトライを決められ、ゴールキックも成功、0-33となる。中盤以降もラインアウトでのボールをキープできずに自陣での苦しい展開が続いた。33分、35分、38分と立て続けにトライ3本とゴールキック2本を決められ、0-52。1本トライがほしい中大は、ロスタイムまで粘って相手のゴールライン付近までボールを運ぶも、自分たちのミスにより最後までゴールラインを割ることができず、そのままノーサイドとなった。
 「得意のディフェンスが、相手のキックで揺さぶられてしまった」(松田監督)と、中大のペースをつくらせてもらえず、悔しさを味わった1戦となった。次の相手は昨年の優勝校である流経大だ。「中大らしく試合をし、一丸となって」(檜山翔一主将・経4)、2年連続の大学選手権出場を懸けて最終戦に臨む。

◆結果と今後の日程◆
 9月13日 対立正大    ○25-13
       28日 対法大 ●27-37
  10月5日 対日大 ●15-19
       19日 対山梨学大○52ー20
  11月3日 対大東大 ○33-24
       15日  対東海大 ●0-52
       30日 対流経大  (14時~秩父宮ラグビー場)

写真・記事:「中大スポーツ」新聞部