ラグビー部

ラグビー部 関東大学リーグ戦対大東大

2014年11月03日

攻守で躍動し快勝!首位大東大を下す
~11月3日 上柚木陸上競技場

留学生相手に果敢にタックルする木上鴻佑(法4)と笠原開盛(経1)

~「中大の戦術ができて、中大のペースで進められた」(山下諒之・法3)。攻撃では得意のモールから得点を重ね、守りでは粘り強くタックルを続けた。最後まで相手に主導権を渡すことはなかった。ここまで全勝と波に乗る大東大に33-24で勝利し、リーグ戦成績を3勝2敗とした。

前半、中大のキックで試合が始まった。試合が動いたのは5分。22mライン付近左から相手SHに突破され、先制トライを許す。それでも「相手は攻撃力があるので、1つ2つ(トライを)取られても気にするなと(選手には)言っていた」と酒井コーチ。その言葉通り落ち着いたプレーを見せた。9分には相手ペナルティから敵陣に攻め込むと、ラインアウトからモールを形成。約10m押し込み、最後は山下諒之(法3)がトライ。得意の形から逆転に成功する。その後逆転を許すが、27分に再度モールから北村彦樹(文4)がインゴールに飛び込んだ。主導権を握った中大は、終了間際のチャンスこそ逃したものの14-12で前半を折り返す。

試合終了後、スタンドへ向け喜びをあらわにする選手たち

~前半を終えて「完全に中大ペースだった」(井坂健人・法4)。後半、焦りから最初のキックで大東大がミス。それにつけ込むように中大がさらに流れを掴む。3分に敵陣22mライン付近での密集の中でボールを奪うとそのまま左に展開し高悠也(商3)がインゴールに飛び込む。さらに6分にも渡辺広人(経3)のトライで28-12と突き放す。その後15分に1トライを返されると一転、自陣でのプレーが続く我慢の時間に。それでも前に出るタックルで相手の攻撃の芽を摘み取り、再三ターンオーバー(密集の中でボールを奪うこと)や相手ペナルティを誘った。29分には再度モールからトライを決めてダメ押しに成功した。終了間際に1トライ奪われるも33-24でノーサイド。首位大東大相手に意地を見せた。

法大、日大戦で連敗するなど序盤は苦しんだ中大。だが苦しさを糧に力へと変えた。これで3勝2敗とし上位も見える位置につける。残る試合は一昨年の王者東海大、昨年の王者流経大と強豪相手が続くが、「自分たちのやってきたことをやるだけ」(檜山翔一主将・経4)。

◆結果と今後の日程◆
 9月13日 対立正大    ○25-13
       28日 対法大 ●27-37
  10月5日 対日大 ●15-19
       19日 対山梨学大 〇52ー20
  11月3日 対大東大 ○33-24
       15日  対東海大 (14時~ニッパツ三ツ沢球技場)
       30日 対流経大  (14時~秩父宮ラグビー場)


写真・ 記事:中大スポーツ新聞部