ラグビー部

ラグビー部 関東大学リーグ戦対山梨学大

2014年10月19日

攻守がかみ合い、大差で勝利


10月5日 町田市立陸上競技場

逆転のトライを挙げた加藤友彬(商4)

 1勝2敗で迎えた第4戦。勝ってリーグ戦の前半を折り返したい中大は山梨学大との対戦。悔しい敗戦をした日大戦から2週間。中大は攻守にわたって相手を上回り、52―20と大差を付け勝利。これでリーグ戦成績を2勝2敗とした。


 試合は前半から激しい攻防となった。中大は3分に山梨学大にペナルティゴールを決められ先制されてしまう。しかしすぐに反撃を見せる。13分に相手陣地でボールを回しながら攻め込むとFWの西野嘉修(文3)がトライ。その後のゴールキックを浜岸峻輝(経2)が決め優位に立つ。27分に山梨学大にトライを決められ逆転されるがその直後の30分、檜山翔一主将(経4)が抜け出すとスクラムハーフの加藤友彬(商4)にラストパス。そのまま加藤が持ち込みトライを決めた。今季初スタメンとなった加藤は「中学、高校で同じチームだった檜山からのパスだったのでトライできて嬉しかった」と振り返った。37分に再びトライを決められるがロスタイム44分に得意のモールから北村彦樹(文4)がトライを決め前半を21ー13で折り返す。

ダメ押しのトライを奪った小野雄貴(商3)

 後半も手に汗握る展開になった。3分に浜岸がペナルティゴールを決めるが直後の7分にトライ、ゴールを決められ点差を詰められてしまう。流れを変えたい中大は19分、ラインアウトからモールを形成し、ラックを挟み山本将也(文3)がトライを決め山梨学大を突き放す。26分には山本が連続トライを決めると一気に流れは中大ペースに。36分にはインゴール付近での相手の故意の反則による認定トライ、40分には小野雄貴(商3)がダメ押しとなるトライを決めて52ー20で勝利を収めた。

 「先日の敗戦から3日間練習せずにミーティングした。今日はそれぞれの役割を確認できて勝利することができた」と松田監督。全体を通してタックルで相手の攻撃を止めたり、浜岸がコンバージョン、ペナルティゴール合わせて8つ決めたりするなど攻守に中大の良さが見られた試合となった。次戦に向けて「今日のような理想通りの試合をしていきたい」(檜山主将)と語った。選手権出場へ向けて一戦一戦勝利を目指す。

◆結果と今後の日程
 9月13日 対立正大    ○25-13
       28日 対法大 ●27-37
  10月5日 対日大 ●15-19
       19日 対山梨学大 〇52ー20
  11月3日 対大東大 (14時~上柚木陸上競技場)
       15日  対東海大 (14時~ニッパツ三ツ沢球技場)
       30日 対流経大  (14時~秩父宮ラグビー場)

写真・ 記事:中大スポーツ新聞部