ラグビー部

ラグビー部 関東大学リーグ戦対法大

2014年09月28日

前半の失点響き、連勝ならず
9月28日 上柚木陸上競技場

5度のキックをすべて決めた浜岸峻輝(経2)

 開幕戦を勝利で飾っている中大。第2戦の法大戦もその勢いに乗りたかったが、前半にリードを許してしまう。後半の追い上げもあと一歩届かず、27-37で敗れた。

 中大のキックで始まった前半、先制したのは中大だった。前半1分、「先に点を取りたかったので、(機会があれば)狙おうと考えていた」と、浜岸峻輝(経2)が敵陣10m付近中央からドロップゴールを決める。その後10分にトライを決められるも、15分に相手の反則があり、ペナルティゴールを浜岸が成功させる。25分に再びトライを決められたが、29分に鈴木健士郎(法4)の突破などで敵陣に攻め込み、ゴール前でラックを形成。抜け出した長谷川新波(総2)がトライして追いつくなど、拮抗した展開が続く。しかし終盤、相手の早いテンポの攻撃に耐えきれず、2つのトライを許す。ゴールキックも決められ、13-29とリードを許し、前半を終えた。井坂健人(法4)が「もっと集中力をもってディフェンスできていたら良かった。前半の失点が痛かった」と話すように、「ディフェンスの中大」という自分たちの形をつくることができなかった。

タックルで相手を止める笠原開盛(経1)

 巻き返したい後半、4分。伊藤大地(法1)からつないで笠原開盛(経1)がトライ、さらにゴールキックを浜岸が決めた。法大は8分にトライを決めるもゴールキックを失敗。31分、中大は反則で相手にペナルティゴールを与えるも、法大はそれを外し、逆転の可能性が残る20-34の2トライ2ゴール差で追いかける。
そして32分、ゴール前のラックからサイドをついて井坂がトライ。本日5度目のキックを浜岸が決めると、あと1トライ1ゴールで同点というところに迫る。しかし40分、法大にペナルティゴールを決められる。中大はそこから攻めることはできず、27-37で試合終了。開幕戦である立正大戦に続いて勝利をあげることはできなかった。

 試合後、檜山翔一主将(経4)「春からやってきたディフェンスがいい形で出すことができなかった。後半良かっただけに、悔しい」と振り返った。後半のスコアだけを見ると14-8と中大が勝っていただけに、前半の失点が悔やまれる結果となった。
◆結果と今後の日程
9月13日 対立正大    ○25-13
    28日 対法大   ●27-37
10月5日 対日大   (14時~キャノングラウンド)
     19日 対山梨学大  (15時~町田陸上競技場)
11月3日 対大東大  (14時~上柚木陸上競技場)
     15日  対東海大  (14時~ニッパツ三ツ沢球技場)
     30日 対流経大   (14時~秩父宮ラグビー場)

写真・記事:「中大スポーツ」新聞部