ヨット部

ヨット部 関東学生ヨット秋季選手権大会

2014年10月05日

10月3~5日 葉山港・森戸海岸
昨年の悔しさ晴らした! 470級・スナイプ級が全日本出場決定

470級のレースに挑む中大

 昨年度、同大会の最終日でスナイプ級が2点差で全日本出場を逃す悔しさを経験した中大。今年は470級と共にスナイプ級も3年ぶりの全日本学生ヨット選手権大会の出場を決めた。
 初日となった3日は「非常に風が強く、例年の海の状態と違った」(三園監督)と戸惑いもあったが、470級は5位、スナイプ級は6位につける好発進を見せる。続く4日は「風も3~6mほど」(椎野ひろみ主将・法4)でタクティクス(コースの組み方)が重要なレースに。470級では、平原みちる(文2)や向野航平(商3)などの3艇共にコースを風の動きにしっかり合わせる柔軟さで対応し見事5位に。一方、スナイプ級は本来出場予定だった1年生のスキッパーがケガで出場できず苦しいレースになったが、「うまくいったとは言えないが、持ちこたえた」(三園監督)と3艇が力を合わせる。「誰かが遅れた時に他の2艇が前に出られて良かった」(金谷俊輝・理工3)とチーム力でハンデをカバーして、全日本出場圏内の6位に入った。この瞬間、470級は昨年に引き続き、スナイプ級は3年ぶりの全日本出場が決まった。
 1か月後の全日本に向けて三園監督は「チームとして戦うという意識の植え付けが課題」だと話した。チームを盛り上げる意識をこの1か月間で強くすることを強調した。そして、技術の面では「基本的動作やコースの引き方をもう一度確認」(椎野主将)し、目標である「全日本入賞」を目指す。


◆試合結果
470級
①早大②明海大③慶大⑤中大
スナイプ級
①日大②早大③慶大⑥中大
総合順位
①早大②日大③慶大⑤中大

写真:記事=「中大スポーツ」新聞部