洋弓部

洋弓部 関東学生アーチェリー女子リーグ戦対明大

2015年04月28日

4月26日 立大レンジ 王座をかけた重要な一戦で完敗。王座出場の行方は三位決定戦へ

 3勝1敗同士の対決となった今日の明大戦。勝った方が王座出場となる重要な一戦だったが、出だしのつまずきが響き敗戦。5月10日に行われる3位決定戦で5年ぶりの王座出場を目指すこととなった。  対戦相手の明大と中大は先週第4週を終えた時点で共に3勝1敗で、その結果、リーグ戦最終戦の勝者が王座出場の切符を獲得するという重要な試合になった。だが「勝ちたい気持ちが空回りした」(鈴木杏奈主将・商4)。緊張の影響からか、50m競射からいきなりつまずく。「みんな動きが固かった。下級生主体で雰囲気にのまれた」と澤田監督が話したように、出場した8人の選手中5人が2年生という若いチームの悪い部分が出てしまう。対照的に明大は序盤から次々に高得点を連発し、一気に差を付けられてしまう。50m競射では270点以上が鈴木主将しか出ないほど得点が伸びず、その悪い流れを断ち切ることができないまま30m競射でも得点が伸びない。また、これまで他大を圧倒してきた応援も明大に押されてしまい、リズムに乗れなかったことも影響した。結果は、100点差を付けられる完敗。この瞬間、大型連休明けに行われる3位決定戦に臨むことが確定した。  王座出場の権利があるのは、1部各ブロックの上位2校と、1部各ブロック3位校同士の直接対決を制した大学、計5校。3位決定戦は、王座出場の最後の一枠を争う試合となる。対戦校は、慶大。今季リーグ戦の平均得点は2456点と、中大の平均得点の約2360点を遥かに上回る非常に手強い相手だ。しかし「チャンスはある。まだ可能性はある」(澤田監督)と、リーグ戦前は残留争いを覚悟していたチームの好調さをプラスに考えている。鈴木主将も「勝ちにいく」と力強く語った。王座出場に向けた、最後の戦いののろしが上がった。

◆試合結果 ●中大2302-2405明大◯