洋弓部

洋弓部 全日本学生アーチェリー東日本大会

2014年05月26日

5月26日 東北工業大学青葉山グラウンド
痛恨のミスで9位・・・

30m競射の4エンド目、的を射る田中

 日本の東側から強豪たちが集まる東日本個人インカレ。今大会中大からはエースである田中克英(経3)が出場した。90m、70m、50mまで終えて3位であったが、30mで痛恨の的を外すミスをしてしまい終わってみれば9位という結果に終わった。
 田中はリーグ戦ではほとんどの試合で距離賞を獲得するなど、実力は頭一つ抜け出ていた。「目指すは上位。あわよくば優勝したい」(田中)。その言葉通り、最初の競射の90mでは「90mは思いの外よかった」(田中)と291点を獲得し全体の3位につけた。その後の70mでは「70mは得意だが押し切れなかった」(田中)と実力を発揮できず312点という結果に終わる。さらに50mも70mの不調を引きずり316点であった。

30m競射を終えた田中

それでも90m、70m、50m競射を終えて全体の3位で最終競射の30mを迎える。このまま順調に行けば表彰台に登れたが、30m1エンド目に悲劇は起こった。「本当に悔しい」(田中)。30m1エンド目の1射を放った際に的を外してしまう。これにより1エンド目は通常であれば55点以上を取りたいところを46点という不本意な記録を残し、この時点で3位から10位に転落。何とかそこから粘りを見せ、合計で1252点をマークし9位という結果を残した。この結果に対し田中は「ミスしてしまったのは悔しい。だが最後の最後は気持ちよくできてよかった」とコメント。この大会は東日本インカレだが、さらに規模が大きくなる全日本インカレが今年の夏に行われる。田中は「力はついてきている。最低でもベスト8、それよりも上位を目指していきたい」と語った。



◆大会結果
⑨田中克英(経3) 1252点(90m:291点 70m:312点 50m:316点 30m:333点)


記事・写真:「中大スポーツ」新聞部