ボート部

ボート部・全日本新人選手権大会

2015年10月19日

10月16~18日 戸田ボートコース

 

「チャレンジが出来た」(溝口監督)新人戦

 

 

▲女子ダブルスカル

 

 9月に4年生が引退し、新体制で望む初めての大会。この大会では、大学生は1、2年生が参加できる。初日は天候が崩れるも、大会を通じて穏やかな天候であった。中大からは、男子ダブルスカル、女子シングルスカル、男子エイトが出場した。女子ダブルスカルは5位入賞、男子エイトは7位入賞となった。  女子シングルスカルは、亀井恵利沙(理工2)、田崎結女(文1)で出場し、5位入賞。4月のグリーンレガッタ以来に組んで出場したが、日程の都合で練習期間は約2週間のみであった。練習は「全然うまくいかなかった」(亀井)、「前日は特に調子が悪かった」(田崎)と、調整に不安を抱えたまま試合に出た。しかし「やるしかない」(亀井)と冷静になると、レースを重ねるごとに調子が上がっていった。準決勝では、強豪と同じ組み合わせで2着となり、決勝を逃してしまった。「決勝にでたかった」(亀井・田崎)。全てのレースのタイムを見れば、十分決勝で戦える実力であっただけに、悔しさが残った。しかし「(5位という)結果は充分評価できる。来年へと繋がった試合になった」(溝口監督)と、合格点のレースであった。

 

 

▲男子エイト

 

 男子エイトは、cox菊池龍介・理工2、美濃大地・経2、飯田健士朗・法1、岡田直樹・法1、石橋圭二郎・法1、宮浦真之・文1、柏木裕葵・理工1、清水悠介・経1、遠藤辰巳・理工1というメンバーで挑んだ。漕手が8人中7人が1年生と若いチームとなった。1年生は、初めてのスイープ(左右どちらかの1本の大きなオールを両手で持ち、漕手は左側と右側を漕ぐ人が交互に配置される)で、練習期間は僅か1ヶ月。「まさにチャレンジ。チャレンジした中では果敢(かかん)に挑めた」(溝口監督)。予選も1位通過し、結果も7位入賞と、大健闘であった。「結果として負けた。この悔しさ、実力不足を忘れずにこれから練習してほしい」(溝口監督)と、今後間違いなく中大の中心になっていくメンバーに期待がかかる。

 

◆試合結果 

男子ダブルスカル

予選G組

③渡邉太朗(理工2)・山岸航基(総2)7分19秒24

敗者復活戦C組

①7分11秒58

準決勝C組

⑤渡邉・山岸 7分37秒13

 

女子ダブルスカル

予選C組

②亀井・田崎 7分47秒19

敗者復活戦H組

①亀井・田崎7分40秒89

準決勝D組

②亀井・田崎 7分58秒35

順位決定戦

①亀井・田崎 7分54秒41→最終結果5位

 

男子エイト

予選F組

①中大(cox菊池、美濃、飯田、岡田、石橋、宮浦、柏木、清水、遠藤)6分13秒20

準決勝D組

②中大 6分15秒81

順位決定戦

③中大 6分24秒03→最終結果7位

 

写真・記事:「中大スポーツ」新聞部