ボート部

ボート部 全日本大学選手権大会

2015年09月07日

8・20~23 戸田ボートコース

男子クォドルプル、女子ダブルスカル3位!

▲男子クォドルプル

 4日間、戸田がお祭りのように盛り上がるインカレが開催された。小雨が降ることもあったが、比較的穏やかな天候の中行われた。今大会では、主に1、2年生の活躍が光った。男子クォドルプル(飯田健士朗・法1、岡田直樹・法1、石橋圭二郎・法1、宮浦真之・文1)と女子ダブルスカル(高祖智子・理工4、亀井恵利沙・理工2)の2つのクルーが3位入賞となった。

 大会初日は予選が行われ、中大からは8つのクルーが出場した。1位のみが準決勝進出という厳しいレースで、女子ダブルスカル、男子ダブルスカル、男子クォドルプルの3つが1位通過をした。  2日目は敗者復活戦。男子舵手なしペア、男子シングルスカル、男子舵手付きフォアが準決勝へ進出を決めた。  3日目は準決勝で6つのクルーが走った。男子クォドルプル、女子ダブルスカルは圧倒的な強さで決勝進出を決めた。男子舵手なしペアは順位決定戦へ進んだ。今シーズン好調の男子舵手付きフォアは、予選や敗者復活戦よりも大幅にタイムが下がってしまい大会を終えた。  最終日、男子舵手なしペアは順位決定2位で、最終結果6位入賞となった。そして女子ダブルスカル、男子クォドルプルは3位で表彰台へ上がった。

▲女子ダブルスカル

 女子ダブルスカルは、高祖の体調不良や亀井のけがにより、7月までは個人トレーニングが続いた。2人での水上練習は短かったが、同じ高校ペアのチームワークが発揮された。4年生の高祖は最後のインカレで初めての決勝を経験。「決勝にいけてびっくりした」(高祖)と嬉しさもあったが、「優勝に届きそうで、でも届かなくて悔しかった」(高祖)と、表彰式後には悔し涙も見せていた。亀井も「3位は素直に嬉しい。けれど悔しい」という思いでレース後には涙を浮かべた。「(インカレ最後の)4年生、しかも同じ高校の先輩と同じクルーにのれて、プレッシャーもあったけど、一緒に出来て嬉しかった」と、亀井にとって高祖は思い入れのある存在であった。  男子クォドルプルは、全員1年生のクルーだ。高校時代に身につけた独自の漕ぎ方等、様々な要因で練習を始めたころは全く漕ぎが合わずに悩んだ。悩んだときは、「同期なので気を遣わずに話し合えた」(岡田)と、練習と話し合いの繰り返しでズレを埋めていった。1年生で3位は見事な結果であるが、「優勝を目指していたので3位は悔しい。力不足がはっきりと分かった」と大会後は全員が口を揃えて言っていた。

◆試合結果

男子舵手なしペア

予選C組②石畑祥太郎(理工4)・美濃大地(経2)7分18秒53

敗者復活戦B組①石畑・美濃 7分24秒80

準決勝B組②石畑・美濃 7分10秒33

順位決定戦②石畑・美濃 7分10秒79→最終結果6位

女子シングルスカル

予選B組③田崎結女(文1)8分39秒62

敗者復活戦C組②田崎 8分54秒74

男子シングルスカル

予選I組③谷村鴻次(理工2)7分55秒78

敗者復活戦D組①谷村 7分59秒87

準決勝C組③谷村 7分39秒64

女子ダブルスカル

予選A組①高祖・亀井 7分43秒98

準決勝A①高祖・亀井 7分40秒29

決勝③高祖・亀井 7分40秒74

男子ダブルスカル

予選G組①渡邊太朗(理工2)・柏木裕葵(理工1)7分5秒22

準決勝D組④渡邊・柏木 7分40秒29

男子クォドルプル

予選A組①中大(飯田・岡田・石橋・宮浦)6分14秒44

準決勝A組①中大 6分44秒60

決勝③中大 6分12秒19

男子舵手付きフォア

予選H組②中大(菊池龍介・理工2、大村浩也・理工2、山岸航基・総2、津留将太郎・経4、中世古万集・経4)6分50秒02

敗者復活戦A組①中大 6分56秒58

準決勝D組④中大 7分16秒10

男子エイト

予選D組③中大(肥田健太郎主将・文4、高野勇太・文4、庄條雅人・法4、奥脇尚哉・経3、池野北斗・理工3、松尾昂太・商3、大崎翔平・経3、 水本郁人・理工3、東祐太朗・理工3)6分14秒51

敗者復活戦C組③中大 6分19秒46

写真・記事:「中大スポーツ」新聞部