ボート部

ボート部 第37回全日本軽量級選手権大会

2015年06月04日

5月22~24日 戸田ボートコース

1年生が健闘するも全種目表彰台逃す

3日間に渡って行なわれた今大会。1年生の宮浦真之(文1)、石橋圭二郎(法1)で組まれた男子ダブルスカル、男子舵手なしフォアが5位と健闘。一方で昨年準優勝した男子エイトは敗者復活戦で敗退。課題の残るレースとなった。 

1日目、男子舵手なしペアには中世古万集(経4)と木村匡貴(法2)が出場。慶大に突き放され2着となり敗者復活戦へ。女子シングルスカルでは田崎結女(文1)、高祖智子(理工4)が出場。田崎は2着、高祖は3着となりこちらも敗者復活へ。男子シングルスカルには清水悠介(経1)、飯田健士朗(法1)が出場し飯田は2着となり敗者復活戦に進んだ。 男子ダブルスカルには宮浦、石橋の中大Aと遠藤辰実(理工1)、柏木裕葵(理工1)の中大Bが出場。中大Aは2着、中大Bは3着となり両者敗者復活戦へ望みを繋いだ。男子舵手なしフォアには、津留将太郎(経4)、大村浩也(理工2)、山岸航基(総2)、谷村鴻次(理工2)が出場。強豪の東レ滋賀についで2着となり敗者復活戦へ。最後に行なわれたのは肥田健太郎主将(文4)、松尾昂太(商3)、池野北斗(理工3)、奥脇尚哉(経3)、庄條雅人(法4)、高野勇太(文4)、石畑祥太郎(理工4)、渡邉太朗(理工2)、美濃大地(経2)が出場した男子エイト。昨年準優勝に終わり、何とか優勝したいところだったが、強豪のNTT東日本に競り負け2着。敗者復活戦へ繋いだ。

2日目は全種目の敗者復活戦が行なわれ、男子舵手なしペアはタイムを大きく伸ばし1着となり準決勝に進む。女子シングルスカルでは高祖が棄権し、田崎もここで敗退。男子シングルスカルも飯田は2着となり一歩及ばす敗退。男子ダブルスカルでは中大Aがタイムを伸ばし1着。同様に男子舵手なしフォアも1着となり、ともに準決勝に進んだ。男子エイトはスタートで日体大にリードを許し、まさかの敗退。準決勝に進むことができなかった。また、同時並行で行なわれた小艇タイムトライアルには男子シングルスカルで水本郁人(理工3)、大崎翔平(経3)、東祐太朗(理工3)が出場。しかし社会人の壁は厚く、敗退となった。

▲敗者復活戦で敗退し悔しがる男子エイト

最終日、男子舵手なしペアは準決勝を3着で通過し、順位決定戦でも3着となり最終順位6位となった。男子ダブルスカルは今大会優勝チームの今治造船に破れ2着。順位決定戦では1着となり大健闘の最終順位は5位。「予選では自分たちの漕ぎが出来なかったが最後はいい形になったと思う」(宮浦)。一方で「順位決定で1着を取れてよかったが、決勝に進みたかった」(石橋)と悔しさも残る結果となった。男子舵手なしフォアは準決勝を4着で通過したものの順位決定戦で1着をもぎ取り最終順位は5位。

▲1年生ながら5位入賞を果たした中大A(男子ダブルスカル)

全種目で表彰台にはあがれなかった悔しさをバネに、インカレに向けて中大クルーの戦いはすでに始まっている。

◆大会結果

男子舵手なしペア

予選B組②中大 7分20秒47

敗復A組①中大 7分8秒83

準決A組③中大 7分6秒51

順位決定②中大 7分19秒19→最終順位6位

女子シングルスカル

予選C組②田崎 8分35秒22

    G組③高祖 8分33秒58

敗復A組 高祖 棄権

   C組②田崎 8分41秒12

男子シングルスカル

予選D組③飯田 7分46秒89

       ⑤清水 8分1秒77

敗復C組②飯田 7分49秒45

        ④清水 7分59秒99

男子ダブルスカル

予選C組③中大B 7分25秒67

     D組②中大A 7分1秒35

敗復D組③中大B 7分36秒43

     E組①中大A 7分21秒81

準決A組②中大A 6分56秒33

順位決定①中大A 7分35秒53→最終順位5位

男子舵手なしフォア

予選B組②中大 6分39秒32

敗復B組①中大 6分54秒37

準決A組④中大 6分42秒05

順位決定①中大 7分0秒05→最終順位5位

男子エイト

予選C組②中大 6分9秒90

敗復C組②中大 6分12秒52

小艇タイムトライアル

TTR1B組③水本 7分51秒99

    C組④大崎 8分14秒75

    D組④東  8分8秒51

記事・写真:「中大スポーツ」新聞部