フェンシング部

フェンシング部 第67回関東学生フェンシングリーグ戦(エペ)

2014年05月22日

5月22日 駒沢オリンピック公園体育館
3連勝 1部復帰に照準

立大戦で突きが決まりこぶしを突き上げる高阪

 昨年度リーグ戦全敗、入替え戦での敗北により2部に沈んだエペ陣。初日の3戦を確実に抑え、2日目の慶大、東農大戦、そして1部復帰に意欲を燃やす。
 
 初戦、相手の立大に対し4-5のマイナススタートとなるも、3セット目で高阪一世(法4)が10―7とし、リードを広げた。6セット目、高阪が7点を取られる場面もあったが、7セット目で本格的なメンバー起用は初めてという諸田拓也(経2)がすかさず取り返し、次につないだ。「みんな体が温まっていなくて危うい場面もあった」(高阪)が45―38で立大を抑えた。

学習院大戦で低姿勢から相手を狙う水口

 続く拓大戦は一番手の水口紘希(法2)が5-0としリードをつくった。2セット、3セット目と拓大が粘りを見せ、セット内の点差がほぼ互角となる展開に。16―12まで詰められる場面もあったが、5セット目で水口が「リラックスして、いつも通りできた」と引き離した。続くセットでは高阪の低い構えからの鋭い突きが光る。終盤には簾内長仁(理工1)が登場。5―7と失点を許すもリードを守って次につないだ。最後は高阪、水口とリードを広げて45―36で白星を上げた。
 学習院大戦は序盤から諸田、水口、高阪と相手を寄せ付けない。中盤からは水口、高阪の攻撃がさえにさえ、連取で一気に差を広げた。35―14で迎えた8セット目で再び簾内の起用。「あえてフルーレの動きでタイミングを外し」さらに相手を突き放した。最後は水口が45―21とし、初日の競技を全勝で締めくくった。24点差という大勝にも「もうちょっと点を抑えられた。勝つことと同時に失点率を抑えることを意識しなければならない」(高阪)と満足はしていない。
 
 見据えるのは入替え戦出場の上でカギとなる2日目の東農大、慶大戦だ。「明日が本当の勝負。チーム一丸となって戦う」(水口)。
◆大会結果◆
○中大45-38立大●
○中大45-36拓大●
○中大45―21学習院大●

エペ2日目の競技は5月23日、駒沢オリンピック公園体育館にて行われます! 1部昇格をかけた入替戦の切符を手に入れるため奮闘するエペ陣。応援のほど、よろしくお願いします!

記事・写真:「中大スポーツ」新聞部