フェンシング部
フェンシング部 第67回関東学生フェンシングリーグ戦(サーブル)
2014年05月20日
5月20日 駒沢オリンピック公園体育館
2種目優勝へ、連勝スタート!!

得点を決め喜びを表す曽我
フルーレの優勝から1週間。サーブル陣が優勝へと突き進む。
初戦は専大。試合の流れを決定づけると言っても過言でない1番手、曽我啓介(商3)の相手は張眞(専大)だ。「お互い分かりきっている中で心理的なプレーを利用した」(曽我)。その結果、5-1という大差で次へ回した。順調にポイントを重ね、20-8で5番手の小谷太洋(経4)へと回るが「1本が取れなかった。気持ちの切り替えに時間がかかってしまった」(小谷)と7本連続失点を喫する。しかしこの後は4連続ポイントで流れ専大に与えない。気持ちを切り替えられた要因は「皆が声をかけてくれ、それを実行に移せたから」(小谷)である。中島哲雄主将(商4)は「選手を冷静にさせることができ、勇気づけることができるのも声」と声を出すことの重要性について語った。その後も点差はほとんど変わることもなく45-32で初戦を制した。

主将としてチームをけん引する中島主将
続く明大戦では1年生の森川奨太(総1)が2番手でデビューを果たした。5-1で回ってくるも「相手の守屋(明大)はビハインドでの戦いがうまい」と中島主将が言うように相手のペースにハマってしまい、7-10と逆転されるほろ苦いデビューとなった。しかしそれも「他の2人で取り返せる」(曽我)点差だった。その言葉通り、終わってみると45-31。このスコアについて「少し点を取られすぎた」(小谷)と反省した。だが相手に流れをやらない「声」の力が垣間見えた。「目標は優勝」(中島主将)。2種目優勝へ向けて、いい雰囲気でサーブル種目の初日が終わった。
◆大会結果◆
○中大45-32専大●
○中大45-31明大●
記事・写真:「中大スポーツ」新聞部