ハンドボール部

ハンドボール部・関東学生リーグ戦対法大

2016年09月26日

9月19日 国士大多摩体育館

快勝で4勝目 上位進出へ高まる期待

▲ガッツポーズする北詰

 リーグ戦も終盤となり、この試合を含めて残り2戦となった。相手はここまで勝ち星のない法大。試合開始直後から気合いを見せてきた法大に得点を決められ、5点ビハインドになる場面も。しかしそこから流れを取り戻した中大が、前半終盤から主導権を握り続け、33ー23で勝利。リーグ戦4勝目をつかみ、上位進出へ大きな勝利を挙げた。

▲ゴール後、喜びを表現する杉岡主将

 「すごくいいゲームでしたね」(実方監督)。指揮官は終始、にこやかな表情で試合を振り返った。前半序盤はリーグ戦未勝利の法大の攻勢に防戦一方に。7分を経過するあたりで1-6とリードを許す展開に。以前の中大であったらそのまま相手に流れをつかまれていた。しかし、7分以降から攻守において選手たちが躍動する。杉岡尚樹主将(商4)、北詰明未(商2)を中心に、得点を量産。前半20分から完全に中大ペースに。終わってみれば17ー11。6点リードで後半へ。

▲好調の佐野が躍動した

 後半も磨いてきたデイフェンスと厚みを増したオフェンスでリードを広げる。絶好調の北詰をしっかりマークする変則的なデイフェンスを組んできたが、動じることはなかった。攻撃を組み立てる中野尚(法3)は「特に意識はせずに。いつも通り攻めた」。自分たちのプレーを60分続けた中大が10点リードを奪う展開で勝利を挙げた。

▲多彩な攻撃を組み立てた中野

   途中から入ってきた選手も躍動した。佐野利器(法2)は北詰がマークされている中で4得点の活躍を見せた。「北詰が疲れていたんで、自分がいくい気持ち」(佐野)でプレーをした。また、杉岡主将と北詰は得点ランキング上位に位置している。杉岡主将は「チームが勝ち切ることが最優先」と控えめに語った。1部昇格後のリーグ戦の最終戦を最高の形で終われるか、そしてインカレに向けて弾みをつけることができるか、チーム全員で戦っていく。

◆試合結果

中大33(17ー11、16-12)23法大●

記事・写真:「中大スポーツ」新聞部